Fate/stay night [Heaven's Feel]Ⅱ.lost butterfly鑑賞
我慢できずに、鑑賞。
さすがに人多いだろうと思ってたけど、ED曲である「I beg you」が好きすぎてリピートしてたり。
お正月FateSP観たら我慢できなくなった。
うん、相変わらずの戦闘シーンよ。
相変わらずの凄まじい戦闘シーンよ!
エフェクトの極致に、流れるような動作、タメの一瞬もその後の目で追えない動きも、相変わらず凄いなぁ。
そして、話の流れはえぐい方へと。
そう、えぐい。
救いがない。
もともとエロゲだったんだよなぁとしみじみ。隣の小学生、息してるかーって、今だと平気なのかな?
全年齢版にも衛宮―桜はこの展開なんかいな?
なんかもう、お茶の間に流れると気まずいシーンがいっぱいだZO!
満員御礼でございました。
説明不足やわかりにくいっていう感想もあるみたいだけど、それは、うん、そのぐらいの前情報あるよねと作ってるなぁと。
1作目観てないと、全くわからないです。
チンプンカンプン、おさらいしてね。
同会社制作のUBWとZero観ないと、だめだよね。
自分は90年代にGガンダム等のV~Xや、真ゲッター、ドラゴンボールからEVAに繋がっていった世代なわけで、それから京アニブームになりまどマギに至ってまぁいまのゆるきゃんな流れに乗ってるわけだけど、ちょうどfateの初期ブームには乗れなかったんですよね。
乗れなかったというか、乗り遅れたというか。
それに、多分、奈須先生が好きなんだろうけど。西尾先生と奈須先生は忘れちゃいけません。
京極先生もね。
世界各国の有名人を戦わせるというアイディアはもともとあっちこっちであったんだろうけど(魔界転生!)、そこにあの時代における日本の混沌感と伝奇を組み合わさるとこんなことになったのかなと思う次第であります。
今とは、空気感が違うよね。阪神大震災とオウムから米国テロ、そして東北大震災で、空気感は違うと思う。
バブルと残滓があって、それがなくなって、そして電脳世界にログインしてっていう。
テキスト――物語の力で勝負するという、至極全うでとても難しい代物に挑んでいるのも、感慨深いです。
というわけで、Heaven's FeelⅡ章でした。
IMAXシアターか、少し人が少なくなってきたらもう一度見にいこうかと。
それぐらいの、作品です。
Ⅰ章の時は凡作っていってたけど、凡作じゃないわ。
当時は目が腐ってたのかな?
そうか、fateっていう物語体系を少し理解して、奈須先生達や武内さんのTYPE-MOONがどうやってここまでたどり着いたか、その軌跡を少し認識したから、前作とは違うフィルターがかかってきたのか。
情報の差異――同シリーズを同じ人間が観ているはずなのに、違う感じになるんだなぁ。