そして一年が過ぎていく
2020年が終わる。
終わってしまうのだ。
この一年といえば、虚無の一言に尽きるだろう。
2020年がこんな一年になるなんて――想像できただろうか。
伯父さんの葬式にも、姪っ子に会うことも出来なかった。物心ついてから初めて、アニメを追わないシーズンを経験している。その分、乃木坂日和な感じだが、それはそれ。
何とか五体無事に終えられそうだが、これが来年も続けられるかは未知数なわけで、希望の見えない今日この頃である。
もっと山に行って、鎌倉でのヨガをやりたかったのに――。
旅行だって、行けなかった。今年は、伏見稲荷に参らなかった。熊野古道もないのだ。
無為に時間が過ぎていき、この状況下で新しいことをやれるほど、出来た人間ではなかった。
感情が揺さぶられることも、ほとんどなかった。そう、人間関係も変化して、遊び場にあまり行けなくなって、それは、当たり前に存在したものとの断絶の日々だったわけだ。
……そりゃあ、無限にコンテンツがある乃木坂に振れてしまうわいなぁ。映像研→白石麻衣さんの生配信→今に至るな感じで、秋以降のリソースの喰いっぷりが凄いわいな。
今までやってたこと、やれなくなったからね。
来年は、もう少しいい年になるといいなぁ。