小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

とりあえず……

久し振りにお話書き書き ま、今日からぼちぼち進めてみようかと 問題は字の大きさだよなぁ…… どうすんべ?

錦、対、戦姫(6)

虚をついた。 そう、思った。 二刀流。張遼と闘ってから、身につけた。まだ、自信があるわけではない。 それでも、十分だった。呂布の、笑みを奪ったのだ。 あとは…… 「その首を、貰う」 馬超の声に、はっと呂布は身を固めた。 右の刀。ぎんと煌めき、その細…

これでお仕舞い 巻之十七!!!

朱桜「はあ……」 白月「どうした、溜息なんぞついて? あれか、朱桜ちゃんも、そういうお年頃か?」 朱桜「言ってる意味が、わかんないですよ……」 白月「うむ! 儂もわからん!」 光「胸張って言う事かよ」 白月「じゃが、一つわかることがある!」 朱桜「な…

あと、二回! かな……巻之拾六!

白月「あ~あ、やっちゃったのう……」 朱桜「どうしたです、白月ちゃん?」 光「お袋に怒られた?」 白月「いやあ、のう。はしかじゃ」 朱桜「はしか?」 光「かかったのか?」 白月「違う違う。学校、はしかで閉じてもうた」 朱桜「あお、来週いっぱい休みで…

もうちょっと……巻之拾四!

白月「また、ここを訪れてくれた人が多いの」 朱桜「ランダムにでも選ばれたですかね」 白月「いまいち、あれの基準がわからんの。どうしてこれが? あやかし姫でそんなのなったことないぞ?」 光「なんだろうね。多分、画像があると選ばれやすいのかな……っ…

金曜日で13!? 巻之拾参!

白月「金曜の朝っぱらからやってるのも、どうなのかの」 光「といっても、授業がないわけで……」 朱桜「なんていうか……今年になって暇になりましたよねー」 光「それも、ヤバイぐらいに」 白月「やろうと思えば、毎日お話作れるそうな……」 朱桜「自分の蒔いた…

もう、朝……巻之拾二!

白月「しかし、これ見てくれてる人いるのか?」 光「おう、素朴な疑問」 朱桜「……さ、次行くですよー」 姫様「獏、ですか」 葉子「バクだねー。眠そうさね」 姫様「……夢を、食べる、ね……」 葉子「? ……ああ、獏ね」 姫様「面白くなし」 葉子「ゾワ!」 白月…

十の次は、イレブンで 巻之拾壱!

朱桜「もうイレブンですね」 光「おう」 白月「そろそろ後半戦! いくぞ、二人とも!」 光「おっしゃあ!」 朱桜「はいですよ!」 光「水遁の術」 白月「水遁の術」 朱桜「水遁の術」 朱桜「はい、カワウソさんなのです」 光「そういや、これ見てた人が、『…

大台突破! 巻之拾!

朱桜「じゃんじゃーん、なんと今回で十回目なのです!」 光「おうー、頑張ってる頑張ってる」 白月「今回から、ピッチを上げるそうじゃのう」 朱桜「正直、長くなりすぎたですよ……」 光「うあぁ……」 光「ガオー」 朱桜「ガオー」 白月「熊さんガオー」 白月…

謎の生き物? 巻之九!

光「そういえば、文字の大きさ変わったのな」 朱桜「表示で、大きさ変えられるようになったですよ」 光「いきなり変わってたからびっくりしたっての」 朱桜「そうですねぇ。そういえば、なんだかんだで、もう木曜日。誰ですかね、月曜中にとか言ってたのは」…

ペンギンペンギン♪ 巻之八!

白月「ペンギンさん……ペンギンさん……おーいおーい!」 光「こんだけ晴れてると、ちょっと暑そうだな」 白月「なぬ! ならば儂がペンギンさんの為に豪雪を喚ぼうではないか!」 朱桜「白月ちゃん、力使ったら駄目です! メです!」 白月「……」 光「おい、どう…

つ、ついに! 巻之七

白月「ふーむ、もう、七話か。早いもんじゃのう」 光「一体どのぐらいまでいくのかな?」 朱桜「うーん、二十までいくですかねー」 白月「オオイノ!」 朱桜「うそうそ♪ 冗談ですよー♪」 光「目、目が笑ってない……」 光「うん、男前さんだな♪」 白月「白と黒…

閑話休題

えっと、只今ちょいっと動物園物語やってますがいかがでしょうか? 興味ないですか、そうですか^^; でも、動物園なかなか侮れないもんですぜ 正直、GWに行った富士急ハイOンドよりもこっちの方が満足満足^^ 昔から、おいらが動物好きなのもあります …

鳥がいっぱい……ってことで、其之六!

白月「もう、タイトルがなにやらわからんの」 光「いいんじゃね」 朱桜「うんです」 白月「ま、とっとと行こうか。またしばらく、鳥じゃのう。鳥は飽きてもうた。違うのをもってきてたもれ」 朱桜「そういうこと、言っちゃ駄目ですよぅ……」 白月「ペンギンな…

うえののどうぶつえんにいってきました之伍!

光「題名、急に長くなったなぁ」 朱桜「ひらがなですもんね……」 白月「そういえば、これ、まだまだ続きそうじゃな」 朱桜「私達の話、まだやらないですか?」 白月「ふむ? 今、こうしてやっておるではないか」 朱桜「そうですけど……」 白月「まあ、よいでは…

動物園、之、四の巻

白月「ふーむ、地味にタイトルが変わっておるな」 朱桜「はいです。多分、まだまだ変わるんじゃないですか」 白月「そういえば、デジカメから取り込んだ画像がどうもおかしいと作者が思っていたそうじゃが、理由が判明しおった。撮った順番にパソコンに取り…

動物園、之参

朱桜「じゃんじゃじゃーん! 実は、親子さんなのです!」 白月「なるほどのー」 光「よかったじゃねえか。あ、親父いるんだな」 朱桜「お母さん、いるんだね」 白月「両親がいるんじゃのー。隠れてるのは、姉妹兄弟か……」 光、朱桜、白月「「「……」」」 太郎…

上野動物園に行って来ました之弐

光「ふーん、ミミズクって奴だな。耳っぽい部分がある」 朱桜「ミミズクさんですよー」 白月「フクロウとは、ちょっと違うの」 白月「コッチミンナ(゚Д゚)」 朱桜「ひ、ヒドイ! ひどいですよ!」 光「偉そうに胸張ってるのに、ちょっと目が間抜け」 朱桜「う…

上野動物園に行って来ました之壱

朱桜「ジャーンジャーンジャーン!」 白月「なんじゃ、藪から棒に? というか、ここはどこじゃ?」 朱桜「へへ、今日はなんと、上野動物園にやって来たですよ!」 白月「は?」 光「……ふーん」 朱桜「いや、だから上野動物園です! 上野動物園! 動物園です…

あやかし姫番外編~鬼之姫と(5)~

次に門をくぐったのは、かみなりさまの、男の子。 朱桜が手を振ると、ちょっと照れながら手を振り返した。 それから、ずらっと居並ぶ鬼を見て、あんぐりお口を開けてしまった。 「……」 「どうしたのじゃ、光? そんなに呆けた顔をして」 「どうしたの、光く…

あやかし姫番外編~鬼之姫と(4)~

鬼が緊張していた。 一言も発さない。 いったい、 何年、 何十年、 何百年振りだろうか。 この城を、訪れるのは。 ――大妖。 絶大なる力を誇る、妖の中の妖。 土蜘蛛の翁―― 鞍馬の大天狗―― 玉藻御前―― 鬼ヶ城の主、酒呑童子。 そして…… ――西の鬼姫、鈴鹿御前…

あやかし姫番外編~鬼之姫と(3)~

「ふーむ」 牛鬼―― 鬼の頭に、蜘蛛の身体。 丁度、名の通り、牛ほどの大きさ。 その牛鬼は、牛車を引いていた。 宙を、歩む。ゆっくりと、歩む。 ぞわり、ぞわり―― ふわりと、大江山に、その八本の足を落とした。 もぅと、一声、吠えた。 それと同時に、牛車…

鉄人最終上映決定

えっと……新宿武蔵野館での上映が、5/25までに決まったそうです(´・ω・`) 二ヶ月間の上映 レイトショーのみの方が多かったとはいえ、よく頑張ってくれたのかな? 5/19(土)~25(金・上映最終日)の期間中本作品にご来場の方、各日先着5名様に「鉄人28号 白昼…

あやかし姫番外編~鬼之姫と(2)~

「お勉強ねぇ」 「お勉強ですよー」 次の日、またまた同じ部屋。 同じように、鬼の娘。足を投げ出し、本を広げて。 そして、四人の、鬼。 囲碁を打っている者や、寝そべっている者や、女の子と同じように本を広げている者や。 小さな女の子と、男が四人。男…

あやかし姫番外編~鬼之姫と(1)~

「なに、してるんだ?」 「お勉強ですよー」 「ふーん」 大江山。 西の鬼々が集う豪華絢爛鬼ヶ城。 その、中程に位置する一部屋。 男が、いた。美しい鬼が、いた。 顔を覗き込んだ。 女の子の、顔を。 小さな角を額に生やした女の子。 鬼の、娘。 本を広げて…

うがー、喉が痛い;-; 早く寝ませう…… う、う、どうしてやる気を起こした時に限って(´;ω;`)

錦、対、戦姫(5)

踊りを見ているようであった。 二人の動きにただただ魅入っていた。 一人は、徒手。 一人は、剣。 一人は、女。 一人は、男。 色の白い、髪を短く切った女が、壁にもたれかかり、飽きることなく眺めていた。 雛は、呂布の義姉・貂蝉、呂布軍筆頭高順、二人の…

えっと……後書き

はいはい、勢いだけでいってしまいました\(゜∀゜)/ 後悔はしてない……orz しばらく、これの推敲に費やすかと こういうとき、ブログって便利ですねぇ^^; つまり…… 長々と続けてきて、やっとここまできましたっと(///∀///)

あやかし姫~想い告げし告げられし(終)~

「俺は、もう、姫様を子供とは、見ていない」 「……へえー」 ……どういうことですか? 姫様が、強張った笑みを妖狼に向けた。 「……姫様が、一番大切って事」 妖狼が、腕を組んだ。にっと、子供のような笑みを姫様に向けた。 「咲夜ちゃん、よりも?」 太郎さん…

あやかし姫~想い告げし告げられし(5)~

月が、出ていた。紅い月が、出ていた。 雲が、流れていく。 太郎は、縁側に腰掛け、月を見上げていた。 さり、さりっと、足音がした。 隣に、姫様が座った。 二人で静かに、月を眺めた。 「お魚」 「美味かった?」 「それは、はい。沙羅ちゃんも葉子さんも…