小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

彼岸の月の後書き

そんなわけで九月に始まった『あやかし姫~彼岸の月~』もお終いであります 90枚前後の中編といったところでしょうか 十一月に書いたものがほとんどってのが何ともかんともo(´□`o) さて、お話の中身。まぁ、結局何をしたかったかというと……何をしたかった…

あやかし姫~彼岸の月(終)~

一体全体これはどうしたことだろうと姫様は頭を抱えたくなった。 自分にしなだれかかる妖狼の姫君。 ほんのりと紅らんだ顔を姫様の肩に乗せている。 甘く匂い立つ吐息が何度も頬にかかる。 重さはない。人でない身、妖の身であるから。 妖狼の腕が姫様の身体…

猫語バトンで絆を図るにょにゃ!

猫~語ぉ、ヴァァァトォオオン!!! 沙羅さんから頂きました猫語バトン。こいつは猫派なおいらへの挑戦状っすか? ☆ ルール ☆ ☆ 次に書く日記の語尾すべてに 「にゃ」「にゃん」「にゃー」等をつけなくてはならない。 ★ 「な、ぬ」も「にゃ、にゅ」にするこ…

豚の角煮

豚の角煮に久々ちゃれんーじ いやぁ、いっつもいっつも失敗するんです、角煮。好きなのに;-; しかし! みよ、今回の柔らかさを! このとろけ具合は絶品の印! ……食べてみる 妹君「しょっぱい」 おいら「しょっぱい」 あれ、おかしいな。砂糖結構入れたの…

あやかし姫~彼岸の月(9)~

「心配だなー」 と妖が言う。 「心配だねー」 と妖が言う。 小妖達、古寺でお留守番。二人連れ立ち、お出かけしてしまった。 「心配心配ー」 「でも、大丈夫そうじゃない?」 「そう? あいつ、変な目で姫様のこと見てたよ」 「なんだそれ」 「憑かれたよう…

ボンボン

コミックボンボン12月号購入 え、何でいい歳したおいらがそんなものをですと? そりゃあ、あれです 今月で廃刊だから(´・ω・`) ……ブワ(´;ω;`) そう、おいらはボンボンっ子。えっと、Vガンの連載する前のがうちにあったから……いつだよ(´д`) そしてい…

柴又~

一昨日、家族と行ってきましたー ペタ ペタペタ ペタペタペタ ガオガオーン そんな感じでありましたよ(。・ω・。)

あやかし姫~彼岸の月(8)~

「火羅さん、朝ご飯の用意ができましたよ」 赤い尾が揺れている。 全く反応しない。布団に身体を突き刺したまま。 手を腰につけると、姫様はずんずんと火羅に近づいていった。 「朝ご飯」 「もう、いや」 「いや?」 「私が、本当にそ、そんなことしたの?」…

姫君と紅き妖狼

お久し振りに絵を描いてみる 場面はあやかし姫~彼岸の月~の例のとこ。相変わらず色付けは最少o(´▽`o) しっかし、本当に久し振りだなー。暇なときにちょこちょこ描くようにしようか お話の話 うーん、彼岸の月が終わらない。もう十一月、いや、もうすぐ十…

あやかし姫~彼岸の月(7)~

いい匂いがする。 鼻をくすぐる、優しい匂い。昔嗅いだことがあるような気がした。何時のことだったのかは、思い出せなかった。 暖かく柔らかいものが頭にあたっている。 妖狼の姫君はぱちりと目を覚ました。 この枕気持ちいいな。この匂いは何の匂いだろう…

のーんびり徒然

今月もまったりモード継続中o(´□`o) 土曜日から気合い入れ直してみようかな さてさて、遅々の歩みの彼岸の月 姫様と火羅の掛け合い、いかがでありましょうや? 本当はねー、姫様の嫌みな恋敵って設定だったんすがねぇ(初登場時はそうでした) 主従であれあ…

あやかし姫~彼岸の月(6)~

ざぶんと音がした。 水面が波立つ。 泡、ぷくぷく。 「ねえ」 姫様は答えない。 「ねえねえ」 姫様は、やっぱり答えなかった。 親指を唇につけ、かちりと爪を噛んでいる。 機嫌の悪いときの癖。姫様、かんっぜんにへそを曲げていた。 「ふーん」 また、波打…

壱×八

十一月十一日十一時十一分! 壱が八つ! いや、そんだけっす^^; 特に意味はなし

あやかし姫~彼岸の月(5)~

「いただきます」 「いただきます」 二人、正座し向かい合って、夕ご飯。 今日の献立は、 銀狐が炊いてくれた白米、 河童の子が届けてくれた胡瓜のお漬け物、 お手伝いのお礼にと月心にわけてもらったしめじのお吸い物、 そして――火羅に焼いてもらった、秋刀…

益州騒乱(6)~またまた三人~

城に行くのは、久し振りであった。 大通り。徒歩である。三人とも、旅装束であった。 まだ、城下は喪に服している。 無表情に、法正はその様子を見やった。 己の主であった男。 死んだところで、何の感慨も湧かなかった。 自分の意見を聞き入れず、侮蔑の言…

あやかし姫~彼岸の月(4)~

「もう少し強くお願いできますか」 「はいはい」 「ああ、強すぎです」 「む……」 「あ、消えた」 「む、むが」 「だ、駄目! こ、焦げます!」 「がー!」 瞳を赤く染めると、火羅は七輪に向かって息を吹きかけた。 焔の息。 ゆっくりと伸びてゆく。 煙が、…

10月分♪

秋も深まりもう十一月 来月には冬の始まり、早いもんでさぁo(´▽`o) そんでは、十月の執筆量を ……ん? んん? 「呂布一家」が28枚 「あやかし姫」が7枚 おおお…… ま、まあ(´▽`) そうそう、頑張ればおいらも月に300枚書けるようです ではでは~