小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年は……

というわけで、大晦日ですが、皆様どうお過ごしでしょうか? はぁ、もう一年が終わるんですよね…… あらら それでは! 一応、ここのメインであるお話のことについて^^ はい、相変わらず更新は不定期 気の向いたときにしか書けませんから! しょうがないよね…

今年も……

大晦日ー;-; 今年もおしまいだー;-; ワーン;-;

今年の更新は……

小説の更新は年内はこれでおしまいかもしれません^^; できれば、今年中に今やっているお話を終わらせたかったんですが…… むう、残念! は、おいらのさぼり癖のせいか! 書く時間はいくらでもあったのになあ~~~;-; っていってたら何事もなく続き書い…

あやかし姫~百華燎乱(7)~

「ちっ!」 右手。痛みが走った。取り込まれる痛み。 繋がりを切り離す。 短剣。 十分に、己の血で濡らした。 これでも、大天狗様に連なる妖。 宝玉を滅ぼす事は――出来る。 宝玉に、黒之助は飛び掛かった。 「滅せよ」 そう言うと、宝玉に短剣を突き刺した。…

あやかし姫~百華燎乱(6)~

「なんだありゃあ」 妖狼が、いった。古寺から黒之助の臭いを辿り、木森原まで走ってきたのだ。 奇妙な物が、その金銀妖瞳に映った。 灰色の身体。 黒い羽。 顔半分が、人の顔――大きな瞳の男の顔―― もう半分は、太郎のよく知っている妖の顔――烏天狗―― 「……黒…

あやかし姫~百華燎乱(5)~

首の亡くなった烏天狗の身体を投げ捨てる。 背後から迫る天狗達を背中から伸びた「黒い羽」で弾き飛ばす。 錫杖が、ばらばらと散らばった。 風。 渦を巻く。 それは、小さな竜巻になった。 黒野丞が、大きな音を生み出した。 それは、怒りにも嘆きにも似た音…

雨々

うー、雨が! おかげで買い物に行けず、カレー作ろうと思ったのに中止でした;-; む、無念です…… なんですか、爆弾低気圧って……怒怒怒!!!(゜Д゜♯) うー、洗濯も出来ない……(´;ω;`) しまっ、靴干しっぱなしだったの忘れてた;-; さて、全然脈絡ない…

う~ん……

今年中に今のお話終わるかな~ ……つまり、今日明日で^^; 無理かな

あやかし姫~百華燎乱(4)~

「そうか、お前が『あの』鞍馬山の黒之助か」 「ああ」 「強いな。いや、見事な強さだ」 「……ふん」 「俺は、黒野丞というんだ。しがない、化け蜘蛛よ。お。そういえば、同じ黒だな」 「ん……」 「ナア、オマエ、オレトクマナイカ?」 「なんだ、今の雷は」 …

あやかし姫~百華燎乱(3)~

「いいな、良い湯だ」 そう、男が一人ごちた。湯気がもくもくと辺りを覆っている。 また、良い湯だといった。 顔を、一洗いする。 鼻の下まで浸かると、ぶくぶくと水面に泡を立てた。 森の中。 星が、瞬いていた。 柔らかい足音。近づいてくる。 「薬酒でご…

一足お先に……

クリスマス~気分^^ いやですね、24日は一人寂しく過ごす事が決定したため、今日は妹とクリスマス気分に浸ってみました(*^_^*) だってねえ…… 妹は明日帰省します(´・ω・`) おいらは帰省しません(´・ω・`) いやっほう、一人確定! なにせ、妹は親連れて…

最初の頃と……(駄画つき)

あやかし姫、随分と変わってますね~ ちょっと読み返してしみじみと(*´ー`) さてさて、これは良くなってきたんでしょうか? 良くなってきたと思いたい!(`・ω・´)ノ ……思いたい…… なにはともあれ、これからも精進精進^^ 追記:絵は、黒之助を描こうとし…

あやかし姫~百華燎乱(2)~

「あに様、お久しゅうございます!」 「咲夜、久し振りだな!」 小さな狼を、大きな狼が、左右色の違う目を細め、見つめる。 二頭とも白い息を吐いている。 ふるふると白い尾を振り合っていた。 きゃんきゃんと、額を擦り寄せた。 咲夜。 太郎の、妹である。…

あやかし姫~百華燎乱(1)~

「北ですか?」 「ちと、呼ばれての。二・三日留守にする。その間、よろしくな」 小高い山の古寺の門。 姫様達が集まっていた。 頭領が鬼馬に乗っている。 北へ出かけるという頭領を、見送るためだった。 薄暗ーい、曇り空。お日様はなかなか姿を見せなくて…

めんどい……

「長江、燃える」ちょっと飽きたので一気に終わらせてみる(o`□´)o ふー、これで肩の荷物が降りたってものよ! いや、もう、やる気なかったしね^^ 色んな要素が混じりあって、最後どっかに飛んじゃいました^^; あはははは( ´∀`) ……orz

長江、燃える(終)

長江沿いの小さな小屋。 切り立った崖。 大河を挟んで、その小屋からはよく見えた。 邪魔する物は、なにもなかった。 煙が、立ち上っている。 まだ、新しい。 客が、訪れた。 翁。 大きな躯をしていた。気を、漲らせている。 供が二人。両者とも、隙がない。…

長江、燃える(11)

黄祖の船。 待ち焦がれた。 今こそ、父の仇を討つ。 思わぬ邪魔が入ったが、関係ない。 黄祖の旗艦の周りには、あまり船の姿はない。 それどころか、単騎になるように動き始めている。 好機だと思った。 孫策の船は、軍で一番速い船であった。 今ならば一気…

長江、燃える(10)

「孫策様! 甘寧、黄忠が戦場に!」 「黄祖副官蘇飛参戦! 文聘の姿も確認しました!」 次々に注進が入る。部下の動きが慌ただしくなる。 戦が、始まったのだ。 「ええい、文聘だと! どうしてここにいるのだ!」 呉景が声を荒げる。楽観していたこの戦。 思…

武士の一分、拝見

見てきましたよー(*´∀`) 土曜のレイト。時間的にちょっときつきつでしたが、なんとか間に合わせて(*^_^*) なかなか良かったです^^ 大作、とうわけではないですが、よく、引き締まっているというか 一番感心したのは主役である木村拓哉の剣捌き! 本当に、…

人生いろいろ??「色ばとん」

めろんさんから色バトンを頂きました~ (めろんさんの素敵なブログはこちら←……はい、こちらです^^;→☆☆**夢のカケラを探そう**☆☆) それでは、いきまーす^^ノ 「好きな色は?」 今は黒色。あと銀色が好みです^^ 「嫌いな色は?」 別にないですよ~ 「…

長江、燃える(9)

荊州――劉表が居城、襄陽城。 その一室、玉座の間。しんと、静まりかえっていた。 居並ぶ幕僚は音を立てれず。 劉備が、ぐるりとひと睨みし、剣についた血を少し落とした。 劉表配下、蔡瑁。 劉備の足下に倒れている。既に息はない。 「じゃあ、ここにいる人…

今更ですが……よつばと!展

えーっと、今更ですが(忙しかったのです!><)土曜に妹と行ってきたよつばと!展の写真を^^ なかなかよかったですよー(*^_^*) 生原稿とか、カレンダーに使った写真とか、看板(写真の物体^^)とか、書き下ろしのイラスト(一枚だけでしたけど^^;)…

土日は……

土日と行ってみたところ^^ それでは!

げぇぇぇ! 補講!!! あと、どろろ

明日(正確には今日^^)補講あるんですかぁぁぁ!?(´Д`;) しかも一限って……ウゼエヽ(`Д´)ノ むう、これでは早く寝ないと(´・ω・`)<ションボリ それはそうと、背景をどろろにしてみました^^ ちょっとは、期待してるんですがねえ どうなんでしょう 柴…

あやかし姫番外編~鈴と鈴鹿と俊宗と~

縁側で足をぶらぶらとさせる女が一人。 森を見ていた。木々の葉が落ち、寒々しい。 遠くに映る山々は、うっすらと雪化粧を身につけている。 獣が、啼いた。 一つ、二つ。 女の眼が、炯々と光った。二つの、薄緑色。 それは、すぐにやんだ。 女は、そっと、自…

銀狐の……

九尾くねらせ銀毛輝かせ そっと姫様に寄り添って…… というわけで。今回は九尾の銀狐、葉子の紹介を^^ 人に化けられる三匹の妖 太郎、黒之助、そして葉子の三人のうち、最初に古寺に居着くことになった人 普段の姿は二十五、六の女の人 本人いわく半妖半人…

姫様の……

長い長い豊かな黒髪 雪のような白い肌 歳のころは十六ばかし よく、微笑んでいた…… 今回は、古寺の姫様こと彩花の設定を(そろそろ、この書庫も増やしてあげないとね^^;) 昔々、古寺のある小高い山の一番高い木の傍で拾われ、妖達に大切に大切に育てられ…

頂き物!

というわけで、ぐまさんからあやかし姫より「姫様」のイラストを頂きました!(人*´∀`) 素敵な絵物語をかかれるぐまさんのブログはこちら→ぐまの寝返り さて、感想は……ウマイ!( ゚Д゚)!!!!!! す、スゲェェェ!!! 姫様をこうして可愛いイラストにして…

愉快な呂布一家~錦(5)~

「くそ……」 飲み込まれそうだ。 これは…… 武器を構えるだけで、精一杯であった。 気力を奮い立たせる。必死で、奮い立たせる。 思い出す。あの日の事を。病床にいた、あの人のことを。 「は……負けられない、そう、言っただろう」 声に、出す。 そうだ。 負け…

愉快な呂布一家~錦(4)~

二人が、また、同時に動いた。 三合、打ち合う。 どちらの得物も、相手の肩を掠めた。 少し、息を荒げた。片方だけ。 張遼だった。 あえぐ。 構えが、崩れ始めている。 拮抗が、崩れ始めている。 それを見逃す、馬超ではなかった。 無音の気合いをこめると、…