小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年もお終いお終い

ついに2008年もお終いです♪ 2009年は、激動の一年になるでしょうなぁ ああ、ヤダヤダ(´-ω-`) 今年の小説置き場2的には、ついについにのOFF会をしました 楽しかったすなぁー。あん時は、あんがとございました!( ノ´д)ノ<ドゲザ、ドゲザ イカダさ…

学園あやかし姫の七!

腕の中の華奢な少女。 満足げに微笑みを浮かべ、しどけなく首に腕を絡ませてくる。 軽かった。赤麗より軽いかもと、火羅は思った。 お姫様抱っこされた彩華。 お姫様抱っこしている火羅。 銀色縁の丸窓に眼をやると、薄く雪が積もっていて、ニヤニヤ顔の葉子…

あやかし姫~そのお出かけの日(19)~

軽く、耳の裏を叩くと、景色が止まり、揺れが収まった。 大きく村を迂回して、今は小川のすぐ傍に。姫様は、川縁に立つ太郎の背で、水面に目を凝らす。 わかってはいたけれど、わかってしまう自分の力が恨めしいけれど、それでも姫様は水面に視線を送り続け…

魍魎の地

イソガシイソガシ(´-ω-`) どうも選択が裏目に裏目に出ているような(´-ω-`) はぁ…… オレ、ガンバレ!(゚ロ゚) そんなわけで、魍魎の匣視聴 そろそろ大詰め、憑き物落としに、げんなりする苦悶の箱娘も登場ですo(´Д`o) そして、知ってる地名よくでるねΣ(/△//…

愉快な呂布一家~超久々に、本編です~

深き夜、じとりとした汗と共に目覚めると、山狗の孫娘は、恐怖に怯えた。 「恐い、怖い、コワイコワイコワイ……」 あれがもうすぐやってくる。 数多の綽名を持つ戦の化身が、自分の首を獲りにやってくる。 「――」 魔王と呼ばれたお爺様。天下をねじ伏せかけた…

あやかし姫~そのお出かけの日(18)~

「変じるぞ」 「……う、ううう……」 「いいな」 太郎が妖狼の姿に変じ、腹這いになって小山のような白い背を動かすと、姫様は一歩後ろに下がった。 「まだ、まだ、歩けます」 「薬師だろ、姫様」 溜息混じりに妖狼が言う。 軟膏の匂いをまとう姫様は、全く説得…

バトン

金の糸 銀の糸のブログ主、すんばらしい小説をお書きになるふもも先生から頂きました、バトンでございます(。・ω・。) というわけで、まずは約束事~ 1、回された人は3日以内に 回答すること。 2、嘘偽りなく答えること!! 3、アンカー禁止 4、回した人は…

あやかし姫~そのお出かけの日(17)~

衣擦れの音と、冷えた匂いで、太郎は目を覚ました。 燻り火が薫っている。 微睡み気味に両腕の間からいなくなった姫様を捜した。 「見ないで下さい」 洞穴の奥。声が硬い。 外は朝。雨があがっている。森が、動き出していた。 「いいですよ」 首を返す。 眉…

学園あやかし姫の六!

どんより曇り空から、白雪が次々と落ちてくる。 小さく口を開け、白い息を吐きながら、その様を眺める。 視線を落とすと、同じように空を見上げる少女の鼻柱に、小さな雪が降りかかり、さぁっと溶けるのが見えた。 少女は、大きな瞳を真ん中に寄せ、つんと口…

妖怪TV-

溜まっていた鬼太郎と、しゃばけドラマ化第二弾、うそうそを鑑賞 ゲゲゲは……野寺坊は、珍しく妖怪側の勝利 子供攫うとき、一つ間を置くっての、結構考えてるなぁと思ってみたり で、妖怪城。あれでオシマイ? あまりのあっけなさに、ドラキュラ一世の悪夢を…

あやかし姫~そのお出かけの日(16)~

「な、何よ」 「いえ」 夕方、古寺に戻ってきた朱桜は、今日は泊まると言いだした。 姫様に一目会いたいと、一目会うまで帰らないと。 会いに行こうという考えは、星熊童子に却下された。 「王は、ここでその方と、お会いすることは認めましたが、その方に会…

12月に入ってしまいましたとさ♪

……マジっすかー(´-ω-`) そんなわけで12月、2008年最後の月です。ああ、オソロシ 11月は、あやかし姫一回だけでした 学園あやかし姫もなし。月一でやってたのに、残念 他、400枚近く\(゜∀゜)/ 執筆中盤になって面白そうなお話を思いつくのはい…