小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

終焉の宴(4)

旗が、翻る。「孫」の字が、翻る。 孫家はかっての領土を、取り戻した。 「まあ、こんなものか」 孫策。孫家の若き当主が、そう呟いた。 「袁」の旗が、地に、朽ちていた。 「周瑜、やっと第一歩を踏み出す事が出来たわけだ」 「ああ」 周瑜。孫策の義兄弟。…

呂布

愉快な呂布一家より、主役の呂布さん とても悪そうです ちなみに描いたのはおいらじゃないです 妹に頼んで描いてもらいました^^(土下座して) じゃあ、描いてくれた妹より 「ひど~い、土下座はしてもらってな~い^^ノ」 ちゃんちゃん^^ノ

地球が静止する日

むにゃむにゃ、ちょっと遅いなあ。これ書いたら寝ようっと はあ、突然の停電に邪魔されながらも(汗々)愉快な呂布一家、ちょっと進めてみました もう、あとちょっとで終わりですね;-; 新キャラ、色々と出てるけど^^; ほぼ、オリジナルの人とか。まあ…

終焉の宴(3)

「いったい、何が起こったというのだぁぁぁ!!!」 宮殿で翁が一人吠えた。宮殿といっても粗末なものだが。 急いで建てたというのがよく、わかる。 すきま風が吹き、時折ぱらぱらと砂が落ちて。 その地の名は洛陽。かっての、大陸最大の都市。 そして、漢王…

停電だー;-;

うひゃ、書きかけのお話、消えちゃった;-;

あやかし姫~秋の花(2)~

「すごい、ですね」 「……うん」 「なに……これ……」 舞い踊り、舞い散る、桜の華びら。 色艶やかな桜が、咲き乱れていた。 今の季節は、秋。 その証拠に虫達の鳴き声は秋の音色。 でも、桜は咲いていた。 姫様が、そっと花びらを手に取る。 本物、だった。幻で…

あやかし姫~秋の花(1)~

いつものいつもの古寺。 夏は去り、秋が来て、山の色が姿を変えていく。 庭の草木も、同じように。 「やっぱり、涼しいほうがいいよね」 「……」 銀狐葉子が縁側に腰掛け嬉しそうに姫様に。 姫様は答えない。口を閉じてにこにこと微笑みを浮かべているだけで…

うがー、終わったー!

というわけで、やっと書き終わりました! 「あやかし姫~旅の人~」が! 全二十章、20×20の原稿用紙180枚分! 創作日数だいたい三ヶ月! いつの間にやら、こんなに長く^^; 本当、どうして? そういや、最後の話、このYAHOOブログの限界文字数…

あやかし姫~旅の人(終)~

「どうしてこう太郎さんはよく怪我をするのですか……」 ぺたぺたと薬を塗る姫様。薬箱が隣にあって。 面目ないと白い大きな狼が。 朝。みんみんと蝉達がその歌声を古寺に響かせる。夏よ盛れと響かせる。 「この傷……」 姫様が、太郎の脇腹の傷に触れた。 「ま…

あやかし姫~旅の人(19)~

「よいぞ」 あっさりと頭領が。 月心が頭領の顔をみた。 顔をみて、寒気がした。 ぎゃーぎゃー騒いでいた三匹がはたと止まった。 「では、話せ」 葉子が、頭領の隣に。太郎も、よろよろと。 自分の手の中にある貝をまじまじと見て、黒之助が、はあっと溜息を…

あやかし姫~旅の人(18)~

喰い千切られた影は、一旦後ろに退き、すぐに元に戻る。 獣の形をとらなかった。 浮遊する球を忙しなく蠢く紅い目が、頭領を伺って。 蛇達も、紅い目で犬神を。 一旦、影の球の前面で目が留まる。じっと、睨みあう。 それが、背後に移動した。同時に、黒い影…

あやかし姫~旅の人(17)~

「きさまあああ!!!」 太郎の何かが、切れた。 黒之助が張った結界を気にせず、突っ込んだ。 烏天狗が結界を解く暇もなく。 小さな稲光が、いくつもいくつも起こる。 今三匹を囲む結界は、式だけではない。 妖にも、作用するのだ。触れるもの全てに牙を向…

10000HIT

あ、いってる^^; じゃあ、わーいわーいってことでヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノ そんじゃあ、創作物のお話を あやかし姫はあとちょっと、あとちょっとで^^ これ、前にも言ったけどね! 約束ってのは破るためにあるんですよ(待て) 愉快な呂布一家は、結構真…

終焉の宴(2)

白馬将軍公孫瓚が籠もる易京楼。 十年分の兵糧をため込み幾多数多の防備を敷いた堅城。 それが、砂のようにさらさらと崩れていく。 本城にまで袁紹の兵が侵入してきたのだろう。怒声や、武器のぶつかり合う音が聞こえる。 何故、こうなったのだろうと、公孫…

終焉の宴(1)

水攻め。 それは、呂布軍に甚大な被害をもたらした。 陳宮が集めた兵糧。その大部分が水に浸かったのだ。 兵もなく、兵糧もなく。もはや、持ちこたえられる可能性は零に等しい。 呂布軍は絶望的な戦に、引きずり込まれていた。 「……そう……くるか……」 呂布の…

蛍の火

練習練習^^ 練習…… れん……しゅう……;-;

あやかし姫~旅の人(16)~

障気が、漂い始めていた。それは、さっきまではなかったもの。 あの茨木童子ほどではない。それでも、十分に強い。 腐れを、招いている。 犬神が歩いたところ、紫に変色した道が出来ていく。 犬神が一つ歩みを進めるたびに、葉子が一歩下がっていく。 「なん…

下邳城攻防戦6

~張りつめた空気漂う、呂布遊軍仮設本陣~ 張遼「……(´・ω・`)」 臧覇「……(-.-;)」 山賊A「頭! 獲物が現れましたぜ! それも大量にでさあ!(*´∇`)ゞ」 張遼「よっし、準備を!」 山賊A「うっす!(*´∇`)ゞ」 臧覇「なあ、張遼……(-.-;)」 張遼「どしたの?…

貂蝉と高順

プチ切れ貂蝉と高順 そんだけ

あやかし姫~旅の人(15)~

陽炎のように絶えず揺らめくその身体。 その紅い二つのまなこが哄笑を。 犬神―― 一歩進むたびに、煙があがる。触れるものを、腐らせているのだ。 植物の悲鳴。土の悲鳴。 三匹の中で次に動いたのは、九尾の銀狐葉子であった。 「いくよ!」 九つの蒼い火が、…

あやかし姫~旅の人(14)~

「で、いつ来るのさ?」 「さあねえ。そこの男に聞け」 「私も……いつも家に閉じ籠もっていたので……」 木森原。若い男が座っていた。月心である。 紫色の煙が、その姿を薄く包み隠していた。 青白い炎が幾つも幾つも宙を漂い、辺りを照らしている。 月心の周…

喪失のヴェルゼ

さるたまさんに捧ぐ はい、ごめんなさい。書いたのは銀色の狼のカルネゴでした 本当、ごめんなさい あ、怒らないで(´;ω;`) やめて、注射はやめて(TT)

最強の誇り

最近は……

最近は「愉快な呂布一家」しか更新してませんねえ~ というのも、自分、今だ実家にいます ビバ、夏休み! だって、食費かからないし^^ノ そのおかげで、長々とパソコンをいじることが出来ない! あやかし姫には結構な時間(前の話の読み返しをしたり)がい…

下邳城攻防戦5

呂布:天下無双の火の玉「ガール」! 美人だ、小柄だ、怪力だ! 思いっきり抜けてるけど優しいぞ! 陳宮:呂布軍軍師! 呂布に・・・ 貂蝉:呂布・張遼の義姉! みんなのまとめ役! 大人の魅力の持ち主だ! 料理も上手だぞ! 高順:呂布軍筆頭武将! 渋いぞ…

下邳城攻防戦4

曹操:乱世の英雄! 覇業を目指す者! 原野戦で呂布に勝利、その勢いで…… 程昱:曹操の軍師。諜報担当 高順:呂布軍筆頭武将! 渋いぞ、いぶし銀って感じだ。鼻に横一文字の傷があるぞ! 劉備:例のあの人、三兄弟の長男。第六感が・・・ 関羽:劉備の義弟、…

下邳城攻防戦3

陳宮:呂布軍軍師! 呂布に・・・ 高順:呂布軍筆頭武将! 渋いぞ、いぶし銀って感じだ。鼻に横一文字の傷があるぞ! 張遼:呂布・貂蝉の義妹! 呂布軍第二武将!まだまだお子さま!でも武勇は抜群だ! 魏続・宋憲・侯成:呂布配下の武将 臧覇:泰山の山賊の…

下邳城攻防戦2

曹操:乱世の英雄! 覇業を目指す者! 原野戦で呂布に勝利、その勢いで…… 荀彧:曹操軍筆頭軍師! 曹操に振り回されながらも健気についていってます 夏侯惇:曹操軍筆頭武将! 曹操の従兄弟、隻眼の武将。猛将としてそれなりに名高い 許楮:曹操の護衛。普段…

下邳城攻防戦1

呂布:天下無双の火の玉「ガール」!美人だ、小柄だ、怪力だ!思いっきり抜けてるけど優しいぞ! 陳宮:呂布軍軍師! 呂布に・・・ 貂蝉:呂布・張遼の義姉! みんなのまとめ役! 大人の魅力の持ち主だ! 料理も上手だぞ! 高順:呂布軍筆頭武将! 渋いぞ、…

武神、帰還

~真っ暗闇。自分の姿が淡く光っていて~ 呂布「ここは……」 確か、曹操さんと戦をしていて…… 私、陳珪のところへ…… それで……それで…… 呂布「あう、頭が痛い……」 ?・??「ア、頭デハナクテハ、腹ダ」 呂布「わたし……? お腹……?」 目の前にいる自分。なんだ…