小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二月分

閏年! 29日! ……あ、はい。特に思い入れなんぞありませぬ^^; 週末、家族が来ちゃってるため、あまり更新が出来なさそうですo(´□`o) そんなわけでちゃっちゃっと二月分のまとめを えーっと、『あやかし姫』が原稿用紙にしてだいたーい87枚っと 無事…

朝風呂にて

徹夜であやかし姫(14)を書いてみたりしてみたアホな子です、はいφ(・ω・` ) 骨組みは半分完成。もう半分継ぎ足すかどうかは未定。足さなかったら骨組み完成です 火羅がまた不憫なことになってますo(´□`o) どん底です そんな話です で、朝風呂に入ったわけ…

あやかし姫~雪のお宿(2)~

「ひーめーさーまー」 「はい?」 「足、」 「ああ、ごめんなさい」 うう、姫様。目が笑ってないよ、謝ってないよ。そりゃあねぇ、苛立つのもわかるけどさ。 朱桜ちゃんのこともあるし、きな臭い報せも入ってきたし。 九州の妖は、妖狼中心から合議制に変わ…

お話開始

月の蝶が終わったばかりですが、あやかし姫の次のお話開始です タイトルは雪のお宿 登場人物はかなり多くなりそうです^^; 姫様、三妖、朱桜、茨木童子、やまめ、沙羅、咲夜、白蝉、黒之丞、羽矢風の命、赤犬青犬、鈴鹿御前、 俊宗、大獄丸、鈴、白月、光…

あやかし姫~雪のお宿(1)~

姫さん、固くなってるなと思った。 それもこれも、あの妖狼のせいなわけで。 黒鴉はしゃんと姫様の荷物を背負い直すと、遠くの山を見やった。 頂が、薄く雪化粧を帯びている。 これから向かうところは、あの山々よりも、もっともっと寒かろう。 準備は出来た…

あやかし姫~月の蝶~の後書き

一月から始まった月の蝶も今回でお終いでごぜーます 読んで下さいました方々、本当にありがとうございます 感想コメントを頂いたMuさん、つばきさん、愁湖さん、イカダさん、感謝感激雨あられっす(´;ω;`) コメントをもらえるのは、本当に嬉しいことです …

あやかし姫~月の蝶(終)~

「火羅さん……」 真紅の妖狼。 炎を纏っていた。小さいが、間違いなく炎だった。 火羅が、大きな額を寄せると、姫様はそっと触れた。 「帰りますか?」 「ええ……」 「朗報、でしょうか。火羅さんが深手を負ったことを広めた方は、亡くなられたそうです」 ぴく…

あやかし姫~月の蝶(13)~

翁が、囁いていた呪を止める。 紙で作られた人形に、何かが刺さった。木製の台の上に置かれた人形には名前が書かれていた。 彩花と火羅、二人の名前。 何かが刺さったのは、姫様の名を書かれた人形。 翁が、人形に刺さったものを抜きやる。 「ほぉ」 小さな…

あやかし姫~月の蝶(12)~

仰向けに火羅は倒れていた。倒れ、手首をかざしていた。 衣は、袖を通しただけ。 衿を大きく開かせ、傷の残る肌を外気に触れさせていた。 姫様が腰を降ろし、火羅の肩に手を置いた。 喰われた傷は、一応塞がってはいた。その部分だけ、鮮やかな赤桃色をして…

あやかし姫~月の蝶(11)~

閉め切った部屋。 床を、壁を、戸を、ちかりと緑色の光が時折奔る。 灯火。 火が奏でる煙は、甘い香りがした。 姫様が小さな刀を手にしていた。 真っ赤に灼けた刃の熱気が、真剣な顔つきをした姫様を揺らめかせている。 背を向けると、するりと火羅が衣を脱…

文化庁メディア芸術祭(3)

文化庁メディア芸術祭の範疇は、アート、エンターテインメント、アニメーション、漫画 展示の中にはDSやWiiもありました やってみる(///ー///) DSはゼルダや思い入れ深い深ーいポケモン ポケモンはWiiに繋ぐやつでした。妹君と対戦 ボッコボコの瞬殺し…

文化庁メディア芸術祭(2)

展示でちょこっと時間潰してまた先程の講堂、シンポジウムへ。その内容は……その前にタイトルを 『アニメーション受賞者シンポジウム』 題名がそのまんまですΣ(・ω・ノ)ノ 司会が鈴木伸一さん、 大賞、原恵一さん、 優秀賞、山村浩二さん、 功労賞、辻真先の…

文化庁メディア芸術祭(1)

行って参りました国立新美術館! 本当、本当に行ってきましたよっと 目録、チラシ、整理券の今日の戦利品。目録は半分だしです 妹君と共有 というわけで、流れー 寒い中妹君と駅で落ち合い乃木坂へ。今日の東京マラソンは寒かったろうなぁ 10時開展で十分…

明日の予定

妹君と文化庁メディア芸術祭へ行く予定 東京マラソン? おいらは持久力が死ぬほどないので遠慮しておきまする あ、デジカメ持ってかれたや…… 今日から約二年ぶりの一人暮らし 暇です 遊んで下さい(´-ω-`) 今日は明日に備えておねんねするべきか、続き書くべ…

あやかし姫~月の蝶(10)~

名前を呼ばれていた。 ぽつ、ぽつ、と雫がかかった。 「――さん!」 枯れかけた、しゃがれた、声。 必死に、何度も、何度も。 眠っていたかった。このまま、目覚めたくなかった。 「火羅さん!」 私の、名前。呼んでくれている。 答えなきゃね。 そうしないと…

遅めのバトン

磔の玩具の管理人さん、雪雨さんから頂きましたー 二つも(///∀///) 遅れてごめんなさいっす(`・ω・´)━( `・ω)━( `・)━(・ )━(ω・ )━(´・ω・`) 「表現バトン」 *最初に回す5人 んー、アンカーで( ノ´д)ノ *その5人を色で表すと? あれれ? *自分の色は? 銀色好…

繋がりました

無事開通、引っ越し完了 というわけで戻って参りました さぁ、墓場鬼太郎見るだよ(`・ω・´)ノ あやかし姫の続きも考えるべー

お引っ越し

木曜までネットに繋がりませぬ でわでわ(`・ω・´)ノ

週末、お引越しー

今週末はお引越しのためネットから離れることになりそうです 月の蝶の在庫も尽きちゃったし 完結は来週末かな

あやかし姫~月の蝶(9)~

女が、口づけをする。 男の唇を吸う。 慈しむように、愛おしむように。 長い間そうしていた。 離れる。女の唇が、赤く濡れている。 女のすらりとした腕から落ちる白刹天――の、首。 転がっていく。見ていることしか出来なかった火羅の足下へと。 女が、眼で、…

あやかし姫~月の蝶(8)~

ふらと、二頭の虎が女に近づいていく。 白刹天も、ふらふらと火羅から離れ、女に向かっていく。 女が、ほっそりとした首を傾け、息を白く淡く吐いた。 火羅も誘われた。行きたかったが身体が動かなかった。 蠱惑的な黒い瞳が、あどけなくしどけない振る舞い…

あやかし姫~月の蝶(7)~

じっくりと喰らっていくのねと火羅は思った。 身体が冷たかった。火を、消された。妖狼の火が消えるほどの戦い。 白刹天の力は増していた。 多分あの男は喰らってきたのだろう。 私は……弱くなったのかもしれない。 今日の戦い方は、以前ならしなかったもの。…

雪の節分

雪だるま、妹君制作でごぜーます(。・ω・。) 今日は節分! 関東地方はまたまた雪でごぜーます 朝っぱらから雪だなーと認識。寒いはずっす。某戦隊物の黒獅子と緑の子が死んだっぽくてげんなりしてました。主役死んじゃったーって え? 五人ほどいる人達? やだな…

あやかし姫~月の蝶(6)~

自分を見下ろす男に視線を向ける。 ふいと首を傾け、淡く光を帯びる人の娘を囲み、涎を垂らす、二匹の手負いの獣を見やる。 それから、また、火羅は男に眼差しを向けた。 「やめて」 肩を竦め、僅かに、身をよじる。 「命乞いか」 もう、白刹天の声に、怨も…

一月分

一月は走る もう二月ですねぇo(´□`o) とりあえずは春休みに入りました 急がし忙し。何せ引っ越しがあるからねー! 引っ越し終わったら暇ですが 早く人間になりたーい(マテ 誰か暇な人いませぬか?(マテマテ はあ、これが束の間の休息にならんことを……(´・…

あやかし姫~月の蝶(5)~

ぽつり、ぽつりと足音が生まれる。 妖の気配が鮮やかに、月明かりに浮かびあがる。 古び汚れた衣をまとう男達。皆、肌に血管の様な黒い紋様が浮き上がっていた。 火羅を刺した男の後ろに歩を進めると、姫様を見やり、火羅を見やり、それから男の方を見やった…