小さな山の、大きな古寺。 木々に囲まれ、静かに佇む。 そこには、幾多の妖達と一人の少女が暮らしていた。 「う~、じめじめする~」 「べたべたする~」 「する~」 「梅雨って、嫌い」 「うん」 「うん」 古寺の庭を望む縁側に、何匹もの妖が。 ある者は…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。