邪眼の魔王――ウルス――
大陸の南に存在する広大な平野を治める王。
金色の髪、双角。
蒼色の右目、紅色の左目。
百五十年より前、今現在ウルスの王国がある平野には住むものが少なかった。
荒れ狂うもの―暴龍―が平野に陣取り、移住してきたものを度々襲ったからである。
せいぜい、国を捨てたダークエルフぐらいのもの。
当時無敵を誇った暴龍。
その暴龍を殺したのがウルスであった。
その後、ウルスの元に勝手に集まってきた集団が、いつの間にか国になった。
ウルスの国は混成国家で、他の国々と異なり中心種族をもたない。
国の出入りを特に禁止しておらず、自由に他国と行き来出来る。
来るものは拒まず、去るものは追わず。
それがウルスの国のモットーである。
性格は六人の王の中ではもっとも穏やか。
暴龍を倒すまでの記憶をもたないが、本人はあまり気にしている様子はない。
本人、王としての仕事はほとんどせず、もっぱら部下任せ。
王国の幹部が集まっての会議中も、いつも面倒くさそうにしている。
出るようになっただけましなそうだ。
義理の娘が一人おり、ただ今溺愛中。
よくエプロン姿で城をうろちょろしている。
本人は早く王の座を誰かに譲りたいと娘に度々漏らし、その都度娘に注意されている。
金色の髪、双角。
蒼色の右目、紅色の左目。
百五十年より前、今現在ウルスの王国がある平野には住むものが少なかった。
荒れ狂うもの―暴龍―が平野に陣取り、移住してきたものを度々襲ったからである。
せいぜい、国を捨てたダークエルフぐらいのもの。
当時無敵を誇った暴龍。
その暴龍を殺したのがウルスであった。
その後、ウルスの元に勝手に集まってきた集団が、いつの間にか国になった。
ウルスの国は混成国家で、他の国々と異なり中心種族をもたない。
国の出入りを特に禁止しておらず、自由に他国と行き来出来る。
来るものは拒まず、去るものは追わず。
それがウルスの国のモットーである。
性格は六人の王の中ではもっとも穏やか。
暴龍を倒すまでの記憶をもたないが、本人はあまり気にしている様子はない。
本人、王としての仕事はほとんどせず、もっぱら部下任せ。
王国の幹部が集まっての会議中も、いつも面倒くさそうにしている。
出るようになっただけましなそうだ。
義理の娘が一人おり、ただ今溺愛中。
よくエプロン姿で城をうろちょろしている。
本人は早く王の座を誰かに譲りたいと娘に度々漏らし、その都度娘に注意されている。