下邳城攻防戦5
呂布:天下無双の火の玉「ガール」! 美人だ、小柄だ、怪力だ! 思いっきり抜けてるけど優しいぞ!
陳宮:呂布軍軍師! 呂布に・・・
貂蝉:呂布・張遼の義姉! みんなのまとめ役! 大人の魅力の持ち主だ! 料理も上手だぞ!
高順:呂布軍筆頭武将! 渋いぞ、いぶし銀って感じだ。鼻に横一文字の傷があるぞ!
魏続・宋憲・侯成:呂布配下の武将
臧覇:泰山の山賊の主。呂布に敗北、その配下に
曹操:乱世の英雄! 覇業を目指す者! 原野戦で呂布に勝利、その勢いで……
荀彧:曹操軍筆頭軍師! 曹操に振り回されながらも健気についていってます
程昱:曹操の軍師。諜報担当
劉備:例のあの人、三兄弟の長男。第六感が・・・
関羽:劉備の義弟、次男
張飛:劉備、関羽の義弟、三男
陳到:劉備配下。神出鬼没の謎の人。覆面をしており、素顔を見た者は……
~下邳城一室。そこに呂布の姿はなくて~
劉備「……」
程昱「……」
高順「……」
貂蝉「……」
~その、廊下~
関羽「長兄、大丈夫かなあ(´・ω・`)」
張飛「大兄貴なら心配いらねえだろ。ゴキブリみたいな人だし(*´∀`)ノ」
陳到「(酷いが言い得ているな……)フッ……('ー`)」
張飛「あ、今笑っただろ?(*´∇`)ゞ」
陳到「さあ……」
魏続・宋憲・侯成「「「……(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)」」」
魏延「……(´・ω・`)」
陳宮「ゴクゴク……劉備殿」
劉備「おかしいねえ。呂布さんは?('ー`)」
高順「呂布殿は(´・ω・`)」
程昱「死にましたか?」
貂蝉「……生きて、いますよ」
程昱「なぜ、ここにいないのです?」
貂蝉「……」
陳宮「あなた方『程度』に、わざわざ呂布様が会う必要はない。それが理由ではいけませんか?」
高順「ねえねえ(陳宮……言い過ぎでない?」
貂蝉「……ギュッ(これぐらいなら、大丈夫ですよ」
陳宮「張遼殿は? 今どうされているのですか?」
劉備「おんやあ、知ってると思ったんだけどねえ。派手に暴れてるよ('ー`)」
陳宮「……ホッ(´・ω・`)」
劉備「ふーん……さてと、本題に入ろっか。ま、大体わかってると思うけどさあ」
陳宮「降伏、ですか?」
劉備「正解。条件つきだけどねえ」
~廊下をふらふらと。気配なく、歩く~
??「フラ~(´・ω・`)」
関羽「?」
張飛「?」
陳到「?」
魏続・宋憲・侯成・魏延「?」
呂布「あ……あれ?」
関羽「な!?」
張飛「気配が!?」
陳到「……これが、呂布? まるで別人……」
魏延「あ、あ……」
呂布「魏延……どう、したの……?」
魏延「そ、その(///○///)」
呂布「劉備さんが……来てるの?」
魏続・宋憲・侯成「「「コクコク(´Д`;)(´Д`;)(´Д`;)」」」
呂布「じゃあ……挨拶しないと……」
関羽「なんだ……(´・ω・`)」
張飛「まるで幽霊……やつれちまってる……見る影もねえ……(´・ω・`)」
陳到「……あれは、あの痕は……涙の痕?」
高順「条件というのは?」
劉備「条件は、たったの一つだよ」
呂布「そーっと(´・ω・`)」
程昱「殿が出した条件は陳宮殿の首です」
陳宮「な!?Σ(´Д`;)」
高順「陳宮殿の!?Σ(´Д`;)」
貂蝉「え!Σ(´Д`;)」
呂布「……え?」
劉備「おいらが言おうと思ったのにー!(;`Д´)ノ」
程昱「陳宮殿の首一つ。欲しいのはそれだけだと。あとの方々の命の保証はします。呂布殿は騎馬隊を。高順殿や張遼殿も呂布殿の下についてほしいと。一緒に天下を目指そうと。そう仰せになりまし」
~風が、襲った。机に立った呂布が、劉備と程昱に方天画戟を。狂気の宿りし目を向けて~
劉備「呂、呂布さん……( ̄□ ̄;)」
程昱「!?」
呂布「帰れ!」
貂蝉「呂布さま!」
呂布「帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ!!! 陳宮は、殺させない!!! 帰れ!!!!!!」
程昱「呂布殿、落ち着き」
呂布「うるさい!!!」
程昱「!」
劉備「……帰ろうか、程昱どん('ー`)」
程昱「う、うむ……」
~二人、出て行く~
高順「……」
貂蝉「……」
陳宮「……」
呂布「……」
高順「……」
貂蝉「……」
陳宮「……」
呂布「……なにか、言って」
高順「その……」
貂蝉「……」
陳宮「……申し出を、受けてもよかったかもしれません」
呂布「なんでよ!」
陳宮「良い条件だと思います。破格の条件、でしょう。曹操は約束を守り」
呂布「絶対に、イヤ!!! イヤなの!!!」
陳宮「そう……ですか」
高順「陳宮殿。冬まで持ちこたえる。そう約束しただろう? 弱気になるな」
貂蝉「……うん」
呂布「……死んじゃ、や……やなの……や……」
貂蝉「……よしよし……はあ……やっと華佗様に診せられますわ」
~貂蝉が、呂布の身体を抱き寄せた。そして、静かに泣きじゃくる義妹を連れて~
陳宮「……」
高順「お怒りになったなあ」
陳宮「ちょっとびっくりです」
高順「いや、驚くことじゃないさ」
陳宮「……」
~曹操軍本陣~
曹操「呂布軍の核は呂布さんだ。だけど……」
曹昴「だけど?」
曹操「呂布軍というのは、元来傭兵集団だ。呂布さん自身にも天下を狙おうという気はなかった。そこに、陳宮が加わって」
曹昴「覇権を狙う群雄の一つになったと」
曹操「正解だ。ほい、お菓子一つ(*´∀`)ノ」
曹昴「わーい(人*´∀`) 」
曹操「だから、陳宮がいなくなれば呂布軍を手なずけられると思っているのだが……」
荀彧「殿……決裂しました」
曹操「……やっぱり、か。劉備が妙な動きを見せたというのは?」
程昱「ありませなんだ」
曹操「そう……か」
程昱「殿、呂布の内面は崩れてきております。攻めるなら、今でしょう」
曹操「……いいだろう……荀攸と李典に知らせを。それと、陣を動かすぞ」
荀彧「やりますか?」
曹操「そろそろ、頃合いだからな。袁紹がもうすぐ終わる。……曹純」
~現れる、影~
曹純「は!」
程昱「曹純ですと? 殿、あの者は?」
曹操「曹仁の妹だ。お前と同じ仕事をしている。仲良くしてやれ」
程昱「じー。ふむふむ」
曹純「……」
曹操「そろそろ、張遼が目障りになってきたからな……俺も、血がみたいし」
曹昴「……」
荀彧「……」
程昱「……」
陳宮:呂布軍軍師! 呂布に・・・
貂蝉:呂布・張遼の義姉! みんなのまとめ役! 大人の魅力の持ち主だ! 料理も上手だぞ!
高順:呂布軍筆頭武将! 渋いぞ、いぶし銀って感じだ。鼻に横一文字の傷があるぞ!
魏続・宋憲・侯成:呂布配下の武将
臧覇:泰山の山賊の主。呂布に敗北、その配下に
曹操:乱世の英雄! 覇業を目指す者! 原野戦で呂布に勝利、その勢いで……
荀彧:曹操軍筆頭軍師! 曹操に振り回されながらも健気についていってます
程昱:曹操の軍師。諜報担当
劉備:例のあの人、三兄弟の長男。第六感が・・・
関羽:劉備の義弟、次男
張飛:劉備、関羽の義弟、三男
陳到:劉備配下。神出鬼没の謎の人。覆面をしており、素顔を見た者は……
~下邳城一室。そこに呂布の姿はなくて~
劉備「……」
程昱「……」
高順「……」
貂蝉「……」
~その、廊下~
関羽「長兄、大丈夫かなあ(´・ω・`)」
張飛「大兄貴なら心配いらねえだろ。ゴキブリみたいな人だし(*´∀`)ノ」
陳到「(酷いが言い得ているな……)フッ……('ー`)」
張飛「あ、今笑っただろ?(*´∇`)ゞ」
陳到「さあ……」
魏続・宋憲・侯成「「「……(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)」」」
魏延「……(´・ω・`)」
陳宮「ゴクゴク……劉備殿」
劉備「おかしいねえ。呂布さんは?('ー`)」
高順「呂布殿は(´・ω・`)」
程昱「死にましたか?」
貂蝉「……生きて、いますよ」
程昱「なぜ、ここにいないのです?」
貂蝉「……」
陳宮「あなた方『程度』に、わざわざ呂布様が会う必要はない。それが理由ではいけませんか?」
高順「ねえねえ(陳宮……言い過ぎでない?」
貂蝉「……ギュッ(これぐらいなら、大丈夫ですよ」
陳宮「張遼殿は? 今どうされているのですか?」
劉備「おんやあ、知ってると思ったんだけどねえ。派手に暴れてるよ('ー`)」
陳宮「……ホッ(´・ω・`)」
劉備「ふーん……さてと、本題に入ろっか。ま、大体わかってると思うけどさあ」
陳宮「降伏、ですか?」
劉備「正解。条件つきだけどねえ」
~廊下をふらふらと。気配なく、歩く~
??「フラ~(´・ω・`)」
関羽「?」
張飛「?」
陳到「?」
魏続・宋憲・侯成・魏延「?」
呂布「あ……あれ?」
関羽「な!?」
張飛「気配が!?」
陳到「……これが、呂布? まるで別人……」
魏延「あ、あ……」
呂布「魏延……どう、したの……?」
魏延「そ、その(///○///)」
呂布「劉備さんが……来てるの?」
魏続・宋憲・侯成「「「コクコク(´Д`;)(´Д`;)(´Д`;)」」」
呂布「じゃあ……挨拶しないと……」
関羽「なんだ……(´・ω・`)」
張飛「まるで幽霊……やつれちまってる……見る影もねえ……(´・ω・`)」
陳到「……あれは、あの痕は……涙の痕?」
高順「条件というのは?」
劉備「条件は、たったの一つだよ」
呂布「そーっと(´・ω・`)」
程昱「殿が出した条件は陳宮殿の首です」
陳宮「な!?Σ(´Д`;)」
高順「陳宮殿の!?Σ(´Д`;)」
貂蝉「え!Σ(´Д`;)」
呂布「……え?」
劉備「おいらが言おうと思ったのにー!(;`Д´)ノ」
程昱「陳宮殿の首一つ。欲しいのはそれだけだと。あとの方々の命の保証はします。呂布殿は騎馬隊を。高順殿や張遼殿も呂布殿の下についてほしいと。一緒に天下を目指そうと。そう仰せになりまし」
~風が、襲った。机に立った呂布が、劉備と程昱に方天画戟を。狂気の宿りし目を向けて~
劉備「呂、呂布さん……( ̄□ ̄;)」
程昱「!?」
呂布「帰れ!」
貂蝉「呂布さま!」
呂布「帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ!!! 陳宮は、殺させない!!! 帰れ!!!!!!」
程昱「呂布殿、落ち着き」
呂布「うるさい!!!」
程昱「!」
劉備「……帰ろうか、程昱どん('ー`)」
程昱「う、うむ……」
~二人、出て行く~
高順「……」
貂蝉「……」
陳宮「……」
呂布「……」
高順「……」
貂蝉「……」
陳宮「……」
呂布「……なにか、言って」
高順「その……」
貂蝉「……」
陳宮「……申し出を、受けてもよかったかもしれません」
呂布「なんでよ!」
陳宮「良い条件だと思います。破格の条件、でしょう。曹操は約束を守り」
呂布「絶対に、イヤ!!! イヤなの!!!」
陳宮「そう……ですか」
高順「陳宮殿。冬まで持ちこたえる。そう約束しただろう? 弱気になるな」
貂蝉「……うん」
呂布「……死んじゃ、や……やなの……や……」
貂蝉「……よしよし……はあ……やっと華佗様に診せられますわ」
~貂蝉が、呂布の身体を抱き寄せた。そして、静かに泣きじゃくる義妹を連れて~
陳宮「……」
高順「お怒りになったなあ」
陳宮「ちょっとびっくりです」
高順「いや、驚くことじゃないさ」
陳宮「……」
~曹操軍本陣~
曹操「呂布軍の核は呂布さんだ。だけど……」
曹昴「だけど?」
曹操「呂布軍というのは、元来傭兵集団だ。呂布さん自身にも天下を狙おうという気はなかった。そこに、陳宮が加わって」
曹昴「覇権を狙う群雄の一つになったと」
曹操「正解だ。ほい、お菓子一つ(*´∀`)ノ」
曹昴「わーい(人*´∀`) 」
曹操「だから、陳宮がいなくなれば呂布軍を手なずけられると思っているのだが……」
荀彧「殿……決裂しました」
曹操「……やっぱり、か。劉備が妙な動きを見せたというのは?」
程昱「ありませなんだ」
曹操「そう……か」
程昱「殿、呂布の内面は崩れてきております。攻めるなら、今でしょう」
曹操「……いいだろう……荀攸と李典に知らせを。それと、陣を動かすぞ」
荀彧「やりますか?」
曹操「そろそろ、頃合いだからな。袁紹がもうすぐ終わる。……曹純」
~現れる、影~
曹純「は!」
程昱「曹純ですと? 殿、あの者は?」
曹操「曹仁の妹だ。お前と同じ仕事をしている。仲良くしてやれ」
程昱「じー。ふむふむ」
曹純「……」
曹操「そろそろ、張遼が目障りになってきたからな……俺も、血がみたいし」
曹昴「……」
荀彧「……」
程昱「……」