小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

姫様の……

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 長い長い豊かな黒髪
 雪のような白い肌
 歳のころは十六ばかし
 よく、微笑んでいた……
 今回は、古寺の姫様こと彩花の設定を(そろそろ、この書庫も増やしてあげないとね^^;)
 
 

 昔々、古寺のある小高い山の一番高い木の傍で拾われ、妖達に大切に大切に育てられて
 古寺で一番幼いはずなのに、そうは見えないのは……周りのせいです
 一番しっかりしているような
 
 

 古寺では銀狐葉子と大体一緒。太郎もその近くで丸くなっていたり
 自由な時間があれば葉子の傍で、小妖達に囲まれながら、書を書くか、書を読むか、詩を詠むか、唄を詠むかしてます
 今は、太郎に字を教えたりもしてみたり
 家事も好き。きれい好きです
 昔は身体を動かすことが好きでしたが、今はそれほど
 嫌い、というではないのですが、運動は苦手なのです
 特に泳ぐことが。全く泳げません
 一時、水を見るのも嫌になりました 
 でも、お風呂は別です。長風呂です
 よく、葉子にはやくーと急かされます
 
 

 本人、どこかのお姫様というわけでもなく、子供のころは妖達に「彩花ちゃん」とよばれていました
 そのころかぐや姫に憧れていた彩花に、名前を付けて貰った小妖達が、「姫様」とよび始めたのがはじまりで
 いつしか葉子や太郎や黒之助にそれが移っていき、今では頭領以外「姫様」そう、よんでいます

 

 村の茶屋のお団子が好き。よく、食べてます。常連さんです
 最近、犬神の件で知り合った月心の手伝いをするようになりました
 それまで姫様の周りには趣味のお話が出来る人(妖)はいなかったので、本人とても喜んでます
 月心のお手伝いへのお供は人に変化出来る三妖のうち、一人か二人。大体葉子か黒之助のどちらかで
 黒之助は子供にたいして我慢が足りないので遠慮してます
 姫様と同じように、とはいかないようです
 村での買い物や頼まれたお薬・お札配りももっぱら姫様と葉子が
 頭領は動きません。面倒くさがり屋です。駄目です
 黒之助は勉強してます。妖達に邪魔されながら
 太郎は……やっぱり丸くなってます


 
 銀狐は、頼れるけどちょっと心配性なお姉さん
 黒烏は、ちょっと融通の利かない怒りっぽいあんちゃん
 頭領は……見守っていてくれる人
 妖狼は……まぁ、ね
 小妖達は、手間のかかる悪ガキ、でしょうか
 大切な、大切な、古寺の仲間です
 他にも、妹分の朱桜、近所に住んでるお友達の沙羅、茶飲み友達の鈴鹿御前などなど
 朱桜には……可愛い妹という気持ちに、ちょっと嫉妬も混じってみたり
 羨ましいのです、酒呑童子
 太郎の母、妹とも、連絡は取り合っています。会う事は、少し難しいようです
 あとは、蛍、とかその他もろもろ



 優しいですが、本人おしとやか……というとまたちょっと
 よく、怒ったり周囲を無意識に凍り付かせたりしてますし
 それでもやっぱり、優しい人、ですね



 ちょっとした術を使えたり、お札に不思議な力を込められたり
 最近は、式神まで操れるようになったり。でも、肝心なときに失敗してみたり
 勘鋭く、夢の世界を歩き回ったり茨木童子鈴鹿御前の恐るべき妖気を気にしなかったり、太郎の命を救ったり
 ……どうみてもただの人ではありません
 でも、まだ自分のことをよく知りません

 
 
 初めての接吻は血の……(照々)
 最近、夜、自分の部屋をこっそり抜け出してお話をしにいくことが多くなったような……



 そんなもんでしょうか(やっぱり、絵を描くのって難しいね^^; ムキー!)
 それでは!