小説置き場2

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銀狐の……

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 九尾くねらせ銀毛輝かせ
 そっと姫様に寄り添って……
 
 というわけで。今回は九尾の銀狐、葉子の紹介を^^
 

 人に化けられる三匹の妖
 太郎、黒之助、そして葉子の三人のうち、最初に古寺に居着くことになった人
 普段の姿は二十五、六の女の人
 本人いわく半妖半人の格好の方が楽とのことで、よく耳生やし尾生やししています
 時折、人前にもかかわらずゆる~となって、姫様に尾を引っ張られる事も
 狐の格好で丸まっていたりもしてます
 正体は、狐火纏う、九尾の銀狐
 九州の妖を統べる大妖・玉藻御前の、金銀二つの血族の片割れ
 銀の一族の本家筋にあたる結構高貴な身分の人
 妹に葉美、従兄弟に木助。二人を育てもしました
 そして、争いも……
 木助を巡って嫉妬に狂った妹との仲は、今はそれなりに落ち着いたよう
 


 いつも強気な顔を見せていますが、弱く、脆い一面も
 一族の許を離れたのもそれが原因で……
 犬神との戦いのときも、迷いの森でも、弱気の虫がひょっこり首をもたげたり
 


 子供好き。好いて、好かれて
 姫様のお世話をずっとして、今でも同じ部屋で寝起きします
 夜、葉子を起こさず姫様が外を出歩けるので、それが騒動の原因になることも
 姫様が村に下りるときは大抵一緒。喜々としておあげを買ってます
 おあげのことにはかなり……お団子よりもおあげが好き
 でも、姫様と一緒に食べるなら優劣付けがたし
 姫様のことになると我を忘れる事があるのは三妖共通
 河童の子にむき出しの殺意を向けた事も
 姫様が一番頼りにしているのかもしれません
 小妖達には姫様の次に慕われていたり
 


 お酒好き。よく酔っぱらって、姫様に運ばれてます
 大妖、というわけではないので、酒呑童子鈴鹿御前にはちょいと遠慮してます



 かみなり様の光、沙羅、朱桜などが友人
 よく、雨を降らす途中に立ち寄った光におにぎり作ってあげてます
 沙羅のことを、ちょっとのんびりしすぎかなーとも。本人はけっこうせかせかした人なので
 小太郎と話すことがなかったので、ちょっとがっくし



 とりあえず、姫様が大好き! ってことで^^