小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

イクサバにて……

忸怩たる思いで列に粛々と並ぶ我ら

天候は曇り

暗雲立ちこめるとはまさにこのこと

いや、しかし……整理券、整理券さえ……

ザワザワ

一縷の希望を掛けて、開戦を待つ

ちょっと開戦が遅れたり、前の女兵士二人が萌えるを連発し、テンション上がりすぎて鼻歌にまで至ったのに驚きながら、我々二人は行進したのである

あと、当日券買ったよー

千円でした

なんか遠い。おお、異国の方々

彼らは、でかい

そんなことを考えながら、特に何事もなく入場である

何かに群がる人々

ノリで参戦する我ら

整理券は入って左手の方だと言われていたのに、どう見ても右手である

こ、これは……会場案内(´・ω・`)

違う! これではない! 何という初歩的な罠! い、急げ!


ここは金閣寺

しかし、ああ、無情なり

配布終了の張り紙

そう―我々二人は――整理券の奪取に――失敗したのである……

アホだ

どうやら、テンションが高くなったのは我々もだったらしい……

しょうがないので、会場をうろうろすることにした

そうそう、今回、カメラ係はもっぱら妹君である

妹君である

妹君だーって

うん

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ノートを持った死に神

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凄腕の狙撃手

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人型機動兵器に

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錬金術によって生まれた鎧男

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あの大泥棒の愛車である

しかし、何という人の多さ。ルーキー二人は瞬く間にグロッキーである

桜鈴さんは、同じ場所で行われたさらに大規模なイクサバに出陣されたと聞いたことがあるが、大丈夫だったのであろうか