小説置き場2

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熊野古道を巡ること(4)

というわけで、最初に見たのが那智の滝、いきなりクライマックスである。
 
多くは語るまい。
 
風景に感動したのは、本当に久々。
 
旅行と言えば買い物を指す我が家族。
 
それに混雑が嫌いとなれば、観光なんて糞くらえなのだ。
 
だから、空海展行ったよ! 熊野古道行くよ! ってなると、ちょっとどしたのって心配されちゃった(´・ω・`)
 
大丈夫、怪しい壺は買ってないから。 
 
こういうの、好きなだけですよってに。
 
VIVA! 京極堂
 
嫉妬した女の神様が男女の仲を裂いちゃうぞー(byマイマザー談)
 
三筋の滝ってね、実はホースで三つに流してるんだよー(byマイファザー談)
 
滝壺まで行くのに300円とか、ぼったくりだろう……あ、これ保護が目的か。制限かけないと、やらかす人いるだろうなー。
 
……多くは語るまい。
 
地元っていっても、那智はあんまり行ったことなかったから感動もひとしお!
 
あんまりどころか、初めてかな。
 
理由は、上記のマザー談。あれ、大己貴命って大国主だよな……男だぞ。
 
でも、それなりに広まってる話っぽいな……ネットで検索すると、わんさか出る。
 
新しい話でもないよなー。
 
よーわからん( > 皿 <)
 
さて、那智の滝で美味しい美味しい黒ソフトクリーム(黒糖味やね)を食べて冷気を、もとい鋭気を養い(この日、唯一の外食;-;)、歩いて目指すは那智大社青岸渡寺
 
この地は明治期の神仏分離を逃れ、寺社が一緒にあるのである。
 
神も仏も一緒にしちゃおうという、日本独特の宗教観の表れですな……でも、宗教ってそういう性質あるよね。
 
宗教と言うより、神話なのかな。
 
土着の神様を屈服させて取り込むっていうのは方々で聞くし。
 
シヴァ神があまりにもフルボッコヒンドゥー教の人は怒らないのかナット空海展で思ってみたり。
 
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さて、旅のお話に戻る。
 
那智大社には、歩く――階段を歩くのである。
 
寺社はさらに山の上にあるのだ。
 
瑞々しい空気を肺に入れ、遙か古に思いを馳せ――お土産屋さんに挟まれてますがー><
 
観光用に整っているのだが、ここで、若くないことを思い知らされる。
 
子供がどんどん登っていくんですなー。
 
お兄ちゃん、ゼイゼイ息切れてるよ!
 
ま、奴と比べれば、ここは楽な方だったんですが――それでも途中で休んでました。
 
体力は昔からないの!
 
持久走は後ろから数えた方が早かったの!
 
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これが噂の那智大社
 
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こちらが噂の青岸渡寺
 
熊野三山と西国一番札所が並んでいる姿は、とても厨二病がくすぐられる。
 
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寺社のちょうど間にある大木の穴にも社が。
 
ちょっとお参り……あ、お金かかるんですか?
 
結構です(`・ω・´)キリっ!
 
ここからの景色は感動ものでしたよー。
 
綺麗なんだもの。
 
うん、今回の目玉でした!
 
那智が一番!
 
暑いけどね!
 
夏行くもんじゃないわ(苦笑)
 
……いやはや、旅はもうちょっとだけ続くんじゃよ。