夏目で泣いてもた
夏目友人帳 肆 第4話「代答」
ううう――原作でもお気に入りの話だけど、アニメになってより泣ける!
最後でブワ!
うん、途中でもジワ! である。
妖怪と人間との切ない関係が描かれた、珠玉のお話です。
逢い引きする若い男女を見守る妖怪。
男が結婚したのを知らず、約束の場所を訪れ続ける女に、男の振りをして言葉を交わす妖怪。
結局、騙しているという罪の意識に耐えきれず、妖怪は男ではないことを明かし、そのまま旅に出る。
悔恨の旅、女が楽しげに話した夢の場所。
旅を終え、かって、女と時を過ごした場所にあったのは、一通の文。
それを読めるようにするために、友人帳に名のある妖怪の力を……。
切ない。
字が読めないほど古びてしまった手紙。
もう、いないのである。
字を読めない妖怪は、代わりに夏目に読んでもらって――本当のことを話してくれてありがとう。
レイコおばあちゃん(失礼?)とオリカミのお話も切ない。
今期の夏目は、全部当たりである。
一番、やね。
こういうのを見て、育って欲しいよ。