孟嘗君読了
Muさんの勧めに従って、宮城谷先生の孟嘗君を読み終えましたー。
読み応えのある全五巻、相変わらず説話が目白押し。
ある程度知ってないと辛いかもねー。
……湧き出すぎだろうというぐらい出てくる。お前ら、イナゴか!
その中でも圧倒的な存在感を持つ白圭!
圧倒的である。
そのおかげで題名にある孟嘗君の影が薄い薄い、とても主人公とは思えない。
周囲の偉人達に学びながら成長していくのだが、各々の縮小版となってしまった感がある。
才人なのだが、飛び抜けた物はないよなーと。
つまりは器用貧乏。
何だかうろうろしているなーという印象。
酷い><
これ、タイトル詐欺だよなー。
最終巻の駆け足っぷりには目を見張る物があり、もうちょっと余裕があればなぁと思わずにはいられないです。
有名人がいっぱい出てきて、楽しいんだけどね。
そういうお話が好みなのは間違いないのです(怪獣大決戦とか)
最終巻がなー。これが、これがもう少し余裕があれば!
楽毅まで触れちゃえばいいじゃない!
あ、別のお話読めばいいですね、はい。