小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

閏年にて

閏年の雪。
 
それもまた風流也。
 
二月は逃げると言いますが、そろそろ暦の上では春の息吹がたゆたい始める頃。
 
今日の雪は、冬の置き土産かも。
 
しゃくしゃくとした雪は、踏むと心地よい。
 
土と混じった溶けかけの雪は、少し切ない。
 
頭上から落ちてくる雪の塊にはちょっとびっくりする。
 
滑りそうになって、踏ん張って、しっかりと地に足をつける。
 
小さなかまくらも雪だるまも見れたし、善い善い。
 
 
 
あ、雪の日に、裸足でサンダルでゴミ出しに行ったら駄目ですよー。
 
痛いし奇異の目で見られるし、散々です!