ちょっと日本の古き良き時代を見に行ってきた2
街がー。
あ、あれは!?
そ、そんな!
新顔がちょっと出てきたから、あの思い出の場所がこんなことに!
現実は非情である。
東京タワーは、その役割を終えたのだ。
そう、長きにわたり見守ってきた、東京の滅亡と共に。
あ、樋口監督、おつかれーっす(*´ v `*)
主になるのは怪獣でもヒーローでもなく、タイトル通り特撮!
CGのなかった時代、どうやってリアルで非日常的な画を見せていったのか。
その創意工夫が今ここに甦る!
飛行シーンのウルトラマン意外とでけー。手のひらサイズだと思ってたけど、1m近くあるのか。
怪傑! ライオン丸! のマスク!
うちのおかんはマグマ大師のロケットにだけ食いついてましたとさ。
うむ、のりのりである。
この展覧会のために撮り下ろした新作映画、「巨神兵東京に現る」も見ましたよう。
よく出来ていて、一切CGを使っていないのに、CGだろうと思ったシーンがちらほら。
撮影技術のネタバレもあって、とても楽しめました。
立派な大人達が、子供のように目をキラキラさせて、顔を真っ赤にして、先達を越えようと、良い物を作ろうとする姿は、胸をうつ物があります。
楽しめたけど、悲しくなってしまう。
ネタバレ――メイキング動画で、皆一様に言うのだ。
これまで出来なかった新しいことをやろうと。
やる機会がなかったから――。
この特撮技術は、円熟してしまった匠の技は、もう、CGには勝てないんだろうなと。
屋根を一枚一枚――壱万枚置いていく。そんな緻密で、一発勝負な技術は、もう……。
切ないなぁ。
だから、こういうのには弱いんだって(´・ω・`)
まぁ、まだ生きてますけどね!
ノーラン監督、セット大好き!
頑張れ原口監督! 技術は凄いぞ原口監督!
樋口監督も画造りは凄いぞ!
滅びゆく技術だとしても、遺していくものはあるのだよ。
大きくなった子供達に送る、素敵な夏の博物館でした。
さらば?