小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

帰るまでが遠足と言うでしょう?

無事、帰ってきましたよっと(人*´∀`)
 
そんなわけで京都→和歌山不思議の旅(もとい宿借り旅行?)も終了、東京の僻地に帰ってきました!
 
京都では銀閣寺に稲荷伏見、和歌山では阿須賀神社に浮島の森にといっぱいうろうろ!
 
地元は相変わらず寂れていて悲しいものです。
 
ではでは、旅のお話を!
 
伏見稲荷で感じた霊気というか冷気というか日が落ちると寒いわーやら、桜咲いてない哲学の道は意味ないよねーやら、神倉山で人が死んだんだってーやら、そんなお話を!
 
載せない!
 
そう、まずは、今日あった本当に怖い話を……旅行話の前にいかせて頂きませう。
 
それは、朝のことでした。
 
帰る日だというのに未だ切符を用意していない私は、実家で二度寝をしておりました。
 
朝食は六時!
 
出発は八時!
 
寝るわ。
 
そんな実家に鳴り響くピンポン!
隣人の只ならぬ雰囲気に、一体何事かと起き出してみると――骨壺
 
骨壺でございます。骨壺が道に落ちているのでございます。
 
骨壺――骨と言えば狂骨の夢にがしゃどくろ、ここでは全く関係ありませんが、うちはそういうブログですので……はい、あの骨壺です。
 
骨壺が落ちているとなれば……もう、次はわかりますね。
 
ズボン、ライター三つ、深夜の物音と次々現れる何だかよくわからん物証に証言。
 
仕事のため次々と出かける発見者達。
 
迫る電車、焦る自分におかん、何故第一発見者じゃないおとんが残ってるん?
 
そして、現れる警察、明かされる真実!
 
えっと、酔っ払いが全裸で確保されたそうでー、へー。
 
あー、そう、骨壺とズボンはその人の物ですか-、へー、事件性もクソもないわー。
 
何か、辛いことがあっとのでしょう。酒に溺れたとき――人は弱さをさらけ出してしまうのです。
 
飲酒、駄目、絶対。
 
弱いだけ?
 
ガウチガウ、お酒、身体に悪いヨ?
 
さて、真相も解明されたことですし、出発ですよ出発。こっちは時間がないわけですよ。
 
車、出すわけですよ。
 
骨壺――道路にあるんですよ。
 
進路上に。
 
うん、車はね、骨壺の上を通るわけですよ。
 
びびる警官!
 
合図送れよと文句を言うおとん!
 
え、えっと……現場検証やら何やらでブツは動かせないそうな。牽かなくてよかったー。もう、若い婦警さんと一緒にどんびきですわー。
 
そんなことがありましてね、帰ってきたわけですよ。
 
帰ってね、病院に行ったわけです。
 
もう、すぐです。
 
新幹線→病院なもんです。
 
実はですね、随分前から肩にしこりがあるんですよ。皮膚の下で膿んでるようなね、固いしこりが。
 
家族が心配するし、気にはなってたのでね、じゃぁと行ってみたわけです。
 
ついでと言うわけじゃないですが、舌がひりひりするのもありましてね、肩と舌、この二つを見て貰おうと。
 
舌の方はね、さくっとしたものでした。口内炎だそうです。微熱――熱がありましてね、風邪のおまけだそうです。
 
そうそう、私、ちょっと血圧が高いそうで。ついでに、物凄く左右差が――左右で40程違うそうな。
 
そんな、馬鹿な(´・ω・`)
 
でも、血圧が高いのは合ってるような。年も年だし、節制しないと。
 
で、肝心のしこりはね、アテロームだそうです。
 
粉瘤ともいうそうですよ。
 
さすがお医者さん、見ただけで診断されました。私もちょっと医学を囓ってる身、聞き覚えがありましたよ。
 
って、市民病院への紹介状作成してるし!!!
 
治療法、手術だけじゃねぇえかぁああ!!!(´・Д・ )
 
うん、知ってた。確か、調べた。
 
内科ではどうにもならぬか→良性のアテロームは皮膚科と外科ね。
 
……お、物心ついてから、手術って初めてかな。
 
わー、お財布が息シテナーイ。
 
そんな旅仕舞いだとさ。
 
ちゃんちゃん。