その夏の旅路―2―
年齢を重ねると、短気になるね(挨拶)
ところ変わって、実家編。
ここは橋杭岩。
母方の祖父母の家の近くでもある。
ここの海で、泳いでたんだよなー。
海水浴といえば、ここでした……何故ここだったのか(隣に海水浴場があるのだ)
祖父母のお墓にお参り。
久々のお墓詣り。
父方のお墓には年一ぐらいで行っていたが、こちらは数年ぶりかな。
祖父母の家にも、久々に。
よく海に連れていってくれた伯父が住んでいて……もう、お爺ちゃんだった。
70を越えたし、お爺ちゃんだけど、うん。
顔を見せると、喜んでくれていた。
珍しく食事に誘ってくれたけど、親父が帰りたそうにしていたので、他にも行きたいところがあるからと断った。
親父はどうも母方の親族と馬が合わなくて、しょうがないと母君は言ってたけど――食事をすれば良かったのかなと思う。
人は老いるし変化もする(肥えたなと言われた。やめてー、この旅行で体重戻ったよ、言わせんな恥ずかしい)、小学校の給食にかかさずついてた三輪崎牛乳だってなくなった、一所に留まってはいられない。
今度は、一緒に食べよう。
一番の心残りかな。
海があれば。
川がある。
山だって――これが、岩だと?
一枚岩。
日本最大だって(うろ覚え)
見たのは初めてである。
本当、住んでる場所ってのはよく知らないもんです。
続く。