小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

待望の続編!

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西の魔女が死んだが代表作(読んでない)と思しき、梨木先生の御本を購入。

存在を知った瞬間に即購入。

ちなみに、前作はこっち

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遠野物語のような、不思議な物語。

百年前の日本で、人も人非ざる者も(サルスベリだったり、犬のゴローだったり、亡き友人だったり)朧に交わるお話。

文中に漂う静謐さは、夢枕先生の陰陽師に通じるものがあって、大変に好み。

京極先生が妖怪馬鹿で、上橋先生が文化人類学、となると梨木先生は本草学なイメージじゃろうか。

こういうのを書きたいんだよなー。

その時々で気分が移ろうのは秘密。

山田風太郎北方謙三夢枕獏京極夏彦上橋菜穂子梨木香歩は、大好きな作家先生でありまする。

ちなみに、家守綺譚の出版は2004年(読んだのは、多分7・8年前じゃろか)

冬虫夏草の出版は2013年で、9年越しの続刊である。

……今は、2016年。

いやぁ、図書館で見かけた時、ふぁってなったね。

新刊やーんと何げなく手に取ったら続編で、その上随分と前に出てて……グヌヌ。

その日のうちに本屋に直行――したらあったので、単行本で購入。そろそろ文庫本になりそうな時期だけど、これも運命。

さて……今週読み切れるか?

図書館には、岳飛伝5~7を借りに行ったんだよなー^^;