小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

愉快な呂布一家 ~第三話~

登場人物!
呂布:天下無双の火の玉「ガール」!美人だ、小柄だ、怪力だ!思いっきり抜けてるけど優しいぞ!
丁原呂布の上司。執金吾(警察長官みたいなもんか)もうおじいさん。領土をとられそのうえ病に
高順:酔いどれおっさん。渋いぞ、いぶし銀って感じだ。鼻に横一文字の傷があるぞ、痛そうだ!
董卓涼州の雄!魔王!帝を手中に収めてます。狡賢いらしい・・・
李儒董卓の軍師
李粛呂布と同郷。董卓の部下
帝:まだ幼いです
華雄董卓配下の豪傑、見た目がヤバイ!
赤兎:一日で千里を走る(かもしれない)名馬



~始まり始まり~
呂布丁原様、お薬を飲んで・・・」

丁原「いらぬわ( `Д´)ノペシ」

呂布「(´;ω;`)」

高順「丁原殿、お薬を飲まねば病が治りませんぞ」

丁原「ふん、しょうがないの」

高順「呂布殿、そろそろ見回りのお時間・・・」

丁原「なんじゃ、呂布よ。仕事をさぼっておったのか。とっととゆかぬか!」

呂布「ごめんなさい・・・・・・ (´・ω・`)」

高順「・・・・・・」

呂布「高順、行きましょう・・・(´・ω・`)」



呂布丁原様、変わってしまわれた・・・・・・(´・ω・`)」

高順「病のせいでしょう。いらだっておられるのですよ」

呂布「私が董卓殿からお金をもらっているのが気にいらないのでしょう・・・・・・」

高順「でも、それは薬代のためですし・・・・・・大体丁原殿が「お金なんてもらわなくて結構!」なん
て意地張っちゃうからこんな目になったのではないですか」

呂布「すみません、皆にお給料もろくに払えずに・・・・・・(´;ω;)」

高順「いいんですよ、皆独り身ですし。生きていけますよ」

李粛「おう、呂布殿、いいところで出会うことが出来た」

呂布李粛殿。何かありましたか」

高順「・・・・・・」

李粛董卓様が後ほど会いたいと」

呂布「そうですか、後からうかがいますね」

李粛「それでは、後ほど」

呂布「どうしました、そんな怖い顔をして?」

高順「呂布殿、董卓には気を付けなされ、あれは危険な男ですよ」

呂布「でも、お薬代くれますし・・それにもしかしたら皆のお給料手に入れられるかも(`・ω・´)」

高順「・・・・・・(´Д`*)」



董卓李儒よ、今都の中でわしの天下を脅かすのは誰じゃ」

李儒丁原、でございましょうかな」

董卓丁原じゃと、あんなじじいに何が出来る?領土も上手く取り上げた。率いていた兵も既に五百ほど
しか残っておらんしな。」

李儒「問題は呂布でございましょう、あれが丁原の下にいる限り油断できませんぞ」

董卓「あんな小娘に何が出来る、HAHAHA(´∀`)」

李儒「油断なさいますな、あの小娘の武勇は侮れませんぞ!!!!!!」

董卓「おお(; ゜Д゜)!?お主がそこまで言うなら策を講じておこうか」

李儒「御意」



呂布董卓殿~お邪魔しま~す(*´ワ`)ノ」

高順「しま~す」

董卓「おうおう、、呂布殿よく参られた」

呂布「お招きありがとうございます」

董卓「なに、都が平穏なのも呂布殿のおかげ、本当によく働いてもらっておる」

呂布「それで、ご用件は・・・?」

董卓「うむ、そなたの武勇を披露してほしいのじゃ」

呂布「私の武勇でございますか?」

董卓「うむ、帝がそなたの武勇を見たいと仰せでな」

高順「(帝が、だと!?)」

呂布「はあ、分かりました」

董卓「うむ、すぐに準備してくれ」


董卓「帝、あれが呂布です」

帝「わ~、あれが呂布か~(*´ワ`)ノ」

呂布「こんばんわ、呂布と申します(*^_^*)それで董卓殿、一体どうすれば?」

董卓「うむ、華雄!」

華雄「フゴー!、フゴー!」

高順「華雄だと!(身の丈九尺、虎の体、狼の腰、豹の頭・・・・・・董卓配下の豪傑ではないか!)」

呂布「わ~、妖怪さんだ~(*´ワ`)ノ」

高順「ちょ、呂布殿Σ(゜Д゜;)」

帝「妖怪さんだ~(*´ワ`)ノ」

高順「・・・・・・(´Д`;)」

華雄「フゴ?(゜д゜三゜д゜)? 」

董卓「それでは呂布殿、この華雄と闘っていただきたい。あ、武器は訓練用なので怪我の心配は無用です
ぞ。それと勝者にはこの赤兎を授けよう」

高順「(でか!ちょ、こええよこの馬!)」

呂布「か、可愛い(´Д`*)」

高順「ええ!゜゜ (Дノ)ノどこが可愛いんですか!人殺しそうな顔ですよ!人参じゃなくて肉食ってま
すよ絶対!」

帝「それじゃあ、始め∩(´∀` )」

高順「ちょ、早」

呂布「いきますよ~」

華雄「フゴー!」

董卓「(李儒よ、武器はすり替えておいたか?)」

李儒「(は、華雄めの武器は本物!これで呂布めを亡き者に)」

董卓「クワ!(`・ω・´)(わしの邪魔をする者は全て排除するのみよ!)」