小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

愉快な呂布一家~母~

呂布:天下無双の火の玉「ガール」!美人だ、小柄だ、怪力だ!思いっきり抜けてるけど優しいぞ!
呂布母:呂布の優しいお母さん。病がちで……



呂布母「呂布、ゴホゴホ。今までごめんねえ(´・ω・`)」

呂布「母さま。ごめんねって、急にどうしたの」

呂布母「私が身体が弱くて、働けなくて、あなたに女の子らしい格好すらさせられなかった。あなたにいつも迷惑ばかりかけて……ごめんねえ(´・ω・`)」

呂布「迷惑だなんて! そんなこと一度も思った事ないよ!( ̄□ ̄;)」

呂布母「そう、ありがとう。でもね、一度言っておきたかったの(*^_^*)」

呂布「母さま……(´・ω・`)」

呂布母「丁原様は、良い方ですね('ー`)」

呂布「え? あ、うん。そうだね( ´∀`)」

呂布母「丁原様なら、あなたのこともきちんと面倒見てくれる……私がいなくなったら、丁原様の言う事
をちゃんと聞くのよ。親のようにね。我が儘を言って迷惑をかけては駄目よ('ー`)」

呂布「いなく……なったら?(;´Д`)」

呂布母「何だか、予感がするの。私もう長くないって(´・ω・`)」

呂布「やめて!(´;ω;`)」

呂布母「……('ー`)」

呂布「そんなこと言わないで! 母さま死んじゃやだ! 何でもするから! もっと頑張って戦場で手柄を立てて、もっと良いお薬買ってくるから! 良いお医者さんに見て貰うから! 母さま!(´;ω;`)」

呂布母「そうね、ごめんね。何でもしてくれるの?('ー`)」

呂布「うん! 何でもする! 母さまのためなら何でもする! 何でも言って!(`・ω・´)ノ」

呂布母「そう……じゃあ、花瓶が寂しいからお花を摘んできてくれるかしら?('ー`)」

呂布「わかった! すぐに摘んでくるね! いっぱい摘んでくるね!(`・ω・´)ノ」

呂布母「楽しみだわ……(*^_^*)」



呂布母「本当に楽しみ……ゴホゴホ! ゴホゴホ! ゴホ……。あなた……私は、幸せでした。優しい子に恵まれて、誇りに思える子に恵まれて……本当に、幸せでした。お話したいことがいっぱいあります、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい……いっぱいあります……(*´ー`)」



呂布母「呂布、もう摘んできてくれたの……ありがとう(人*´∀`)。今まで、ありが、と……(*´∀`)」