小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

下邳城攻防戦2

曹操:乱世の英雄! 覇業を目指す者! 原野戦で呂布に勝利、その勢いで……
荀彧:曹操軍筆頭軍師! 曹操に振り回されながらも健気についていってます
夏侯惇曹操軍筆頭武将! 曹操の従兄弟、隻眼の武将。猛将としてそれなりに名高い
許楮:曹操の護衛。普段はゆったり。戦になると虎のように暴れ回る
夏侯淵曹操軍第二武将! 曹操の従兄弟。迅さを尊び、その弓技は神技と詠われるほど

曹操軍、曹操の部屋~

曹操「……なんだ? なにか用か?」

夏惇侯「なあ? どうして攻めない?(`・ω●)」

曹操「まあまて、まだ機が来ていないんだ」

夏惇侯「荀攸と李典が動いているが……なにを命じた?(`・ω●)ノ」

曹操「それも待て。まだ、言うわけにはいかないのだ」

夏惇侯「もうじき冬だぞ。早くしないと……(`・ω●)ノ」

曹操「待てと、言っているんだ俺は(`Д´)」

夏惇侯「くっ……まだ、呂布をあきらめていないのか?(´・ω●)」

曹操「……うん」

夏惇侯「そりゃあ、呂布は天下随一の武勇の持ち主だ。戦も、巧い。味方になればこれほど心強い者はない。でもなあ……(´・ω●)」

曹操「……だって……呂布さんだよ……」

夏惇侯「曹操……」

曹操「夏惇侯、呂布さんのことを考えると胸が熱くならないか?」

夏惇侯「え?」

曹操「熱くなって、痛くなって、キューッとして、そのうち、頭の中をぐるぐると駆け回って、心が軽やかに跳ね回って」

夏惇侯「えーっと……呂布のことを考えると、だな? 胸が熱くなって、痛くなって、あの女に奪われた左目がずっきずきして傷口からどぴゅと血がほとばしって(´・ω●`)」

曹操「そう、それが恋! お前も恋をしているのだ!」

夏惇侯「なに!……そ、そうだったのか!……き、気付かなかった!(///ω●/)」

曹操「うむ。良かったな、気が付いて。そんなにぶーい君に実はいい話があるんだ。今このクラブに入ると……」

荀彧「……コッソリ(´・ω・`)……(´・ω・)(スタスタスタ」



荀彧「……ぼー(´・ω・`)」

許楮「どうしただよ、荀彧さん。ぼーっとしちゃって」

荀彧「いやねえ。私、この軍やめようかなって……(´・ω・`)」

夏侯淵「物騒なこというな、おい」

荀彧「夏侯淵殿も……実は……という話を……」



荀彧「ぼー(´・ω・`)」

許楮「ぼー」

夏侯淵「ぼー……俺も転職しようかな……(´・ω・`)」



曹仁「珍しいなあ、淵兄がぼーっと座ってるなんて(*´ー`)」

曹洪「明日、☆降るんじゃね?(^¬^)」

曹仁「ちげえねえ!(*´∇`)」



曹操「そう、そこにサインしてだな」

夏惇侯「こ、こうか!!!(///ω●/)」

曹操「うん!」