うえののどうぶつえんにいってきました之伍!
光「題名、急に長くなったなぁ」
朱桜「ひらがなですもんね……」
白月「そういえば、これ、まだまだ続きそうじゃな」
朱桜「私達の話、まだやらないですか?」
白月「ふむ? 今、こうしてやっておるではないか」
朱桜「そうですけど……」
白月「まあ、よいではないかよいではないか」
光「そうそう、こういうのも、いいもんじゃん」
朱桜「光君……うん」
白月「パオーンじゃ!」
朱桜「パオーンです!」
光「パオパオーン!」
白月「パオー! わらわは、アフリカから、来たんだゾウ!」
光「アフリカか! すげぇ、すげえな!」
白月「……サバンナ生まれだゾウ」
光「うお! 超アフリカだ! 白月ちゃん、ゾウの言葉わかるんだな!」
白月「う、うぬ……」
朱桜「……ちなみに、このゾウさんはアジアゾウだそうです」
光「……」
白月「すまぬ、光がよOばと読んでないとは……」
光「おいら達の世界にそんなもんあるかあ!!!」
白月「お、怒ったぞう!」
朱桜「逃げるぞう!」
朱桜「怒っちゃ駄目だぞうって、ゾウさん言ってるですよ! 光君、止まるですよ! 笑うですよ!」
光「ゼエハアゼエハア……本当かよ」
朱桜「ほ、本当なのです!」
光「ゾウに免じて許してやらあ」
白月「さすが光! 優しいのう!」
光「うわ! ひっつくな!」
朱桜「……ムカ」
姫様「?」
白月「うOち」
光「ぞうのうOち」
朱桜「ぞうさんの大きなうOち」
白月「うOちうんO」
光「ぼ、ぼくじゃないですぞう、このOんちは、他のぞうだぞう」
朱桜「大きなうOち」
桐壺「こらぁあああ!!! 人前で連呼するなああああ!!!」
光「うげ! お袋!」
白月「お袋様!」
桐壺「ああ、私が育て方を間違ったばかりに……しかも朱桜ちゃんにまで移って……一体、どうやって酒呑童子様にお詫びをすれば」
酒呑童子「……」
桐壺「グボ!」
光「あ、胃を押さえてる」
白月「おお、お袋様の顔色が……具合、悪いのかの」
桐壺「あの、酒呑童子様……これは」
酒呑童子「朱桜、可愛い!」
桐壺「……」
酒呑童子「あんまり、そういうこと言わないようにな。作者みたいに妹君に叩かれるぞ。でも、朱桜可愛い! 可愛いから、許す! うん、お前、どうした?」
桐壺「……いえ……なんでも……」
白月「うーん、ご飯前なのに、こんな話をやっていいんじゃろうか」
光「白月ちゃんも言ってたよ!」
白月「しかし、でかいな、ゾウは」
光「身体、大きいもんね」
白月「? 身体の話じゃろ? 地上最大の生物の話じゃろ?」
光「うOちの話じゃないんだ」
桐壺「ちぇっすとぉおお!」
白月「おお、光が泡ふいとる」
朱桜「ひ、光君!」
白月「まあ、よくあることじゃ。光は貧弱じゃからのう。よく、鈴鹿御前や俊宗殿や大獄丸に凄まれてブルブル震えておるわ」
朱桜「光君、可哀想……」
白月、朱桜「「続く!」」