小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

うえののどうぶつえんにいってきました之伍!

光「題名、急に長くなったなぁ」

朱桜「ひらがなですもんね……」

白月「そういえば、これ、まだまだ続きそうじゃな」

朱桜「私達の話、まだやらないですか?」

白月「ふむ? 今、こうしてやっておるではないか」

朱桜「そうですけど……」

白月「まあ、よいではないかよいではないか」

光「そうそう、こういうのも、いいもんじゃん」

朱桜「光君……うん」

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白月「パオーンじゃ!」

朱桜「パオーンです!」

光「パオパオーン!」

白月「パオー! わらわは、アフリカから、来たんだゾウ!」

光「アフリカか! すげぇ、すげえな!」

白月「……サバンナ生まれだゾウ」

光「うお! 超アフリカだ! 白月ちゃん、ゾウの言葉わかるんだな!」

白月「う、うぬ……」

朱桜「……ちなみに、このゾウさんはアジアゾウだそうです」

光「……」

白月「すまぬ、光がよOばと読んでないとは……」

光「おいら達の世界にそんなもんあるかあ!!!」

白月「お、怒ったぞう!」

朱桜「逃げるぞう!」

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朱桜「怒っちゃ駄目だぞうって、ゾウさん言ってるですよ! 光君、止まるですよ! 笑うですよ!」

光「ゼエハアゼエハア……本当かよ」

朱桜「ほ、本当なのです!」

光「ゾウに免じて許してやらあ」

白月「さすが光! 優しいのう!」

光「うわ! ひっつくな!」

朱桜「……ムカ」

姫様「?」

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白月「うOち」

光「ぞうのうOち」

朱桜「ぞうさんの大きなうOち」

白月「うOちうんO」

光「ぼ、ぼくじゃないですぞう、このOんちは、他のぞうだぞう」

朱桜「大きなうOち」

桐壺「こらぁあああ!!! 人前で連呼するなああああ!!!」

光「うげ! お袋!」

白月「お袋様!」

桐壺「ああ、私が育て方を間違ったばかりに……しかも朱桜ちゃんにまで移って……一体、どうやって酒呑童子様にお詫びをすれば」

酒呑童子「……」

桐壺「グボ!」

光「あ、胃を押さえてる」

白月「おお、お袋様の顔色が……具合、悪いのかの」

桐壺「あの、酒呑童子様……これは」

酒呑童子「朱桜、可愛い!」

桐壺「……」

酒呑童子「あんまり、そういうこと言わないようにな。作者みたいに妹君に叩かれるぞ。でも、朱桜可愛い! 可愛いから、許す! うん、お前、どうした?」

桐壺「……いえ……なんでも……」




白月「うーん、ご飯前なのに、こんな話をやっていいんじゃろうか」

光「白月ちゃんも言ってたよ!」

白月「しかし、でかいな、ゾウは」

光「身体、大きいもんね」

白月「? 身体の話じゃろ? 地上最大の生物の話じゃろ?」

光「うOちの話じゃないんだ」

桐壺「ちぇっすとぉおお!」

白月「おお、光が泡ふいとる」

朱桜「ひ、光君!」

白月「まあ、よくあることじゃ。光は貧弱じゃからのう。よく、鈴鹿御前や俊宗殿や大獄丸に凄まれてブルブル震えておるわ」

朱桜「光君、可哀想……」



白月、朱桜「「続く!」」