小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

鳥がいっぱい……ってことで、其之六!

白月「もう、タイトルがなにやらわからんの」

光「いいんじゃね」

朱桜「うんです」

白月「ま、とっとと行こうか。またしばらく、鳥じゃのう。鳥は飽きてもうた。違うのをもってきてたもれ」

朱桜「そういうこと、言っちゃ駄目ですよぅ……」

白月「ペンギンなら、見たいがのう。そういえば、作者と妹君は、近くのゴリラを見るか、ペンギンの餌やりを見るかで、ちょっと迷ったそうじゃ」

朱桜「へー」

白月「見たいのう、ペンギン。すっごく話があいそうじゃからのう! 他の鳥はどうでもよいわ!」

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白月「見よ、光! 朱桜ちゃん! 鳥がいっぱいじゃ! こんだけおると気持ち悪い位じゃ!」

光「はしゃいでるし」

朱桜「はしゃいでるですよ……」

白月「な……は、はしゃいでなどおらん! じゃ、じゃがなぁ、こんだけいっぱいおるとなにやらまた別の趣がじゃの」

光、朱桜「「はいはい」」

白月「な、なんじゃその苦笑いは! 儂は、ペンギンを見たいのじゃ! こ、こんなもの、唯のインコではないか!」

光「先行くぜー」

朱桜「行くですよー」

白月「う、うん……え、もうちょっと……」

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朱桜「カワセミさんです。写真映りは良くないですが、実物は綺麗でしたよ」

黒之丞「カワセミか……こいつは、俺が釣りをしていると、獲物を盗みやがる。俺は嫌いだ」

朱桜「ああ、スパイダーOンさん」

黒之丞「は?」

朱桜「ちょっと言ってみただけですよー。気にしないで下さい。あ、白蝉さんと仲良くですよー」

黒之丞「……子供に言われるまでもない……お、お前!」

白月「な、なんじゃ、急に大きな声を出して!」

光「白月ちゃんも大きい大きい」

黒之丞「……俺は、こんな子供に……情けない」

光「?」

朱桜「?」

白月「?」

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白月「なんじゃ、さっきの変な奴。肩を落として帰っていきおったが。そもそも、誰じゃ? 知り合いか?」

朱桜「うん。彩花さまの近所に住むようになったですよ」

白月「ふーん。人が増えていくのう」

光「うーんと。お次は、ツルだな。すらりと伸びた肢体。ま、美人さんだ」

白月「儂も、大きくなったら美人さんになれるかのう」

朱桜「私も、美人さんになれるですかね」

白月「なるなら、お袋様みたいがいいのう」

朱桜「私は、もちろん彩花さまです!」

白月「え……」

朱桜「えって……なんですか、その顔」

白月「……いやいや、彩花さんは……うーん……美人さんじゃがのう……美人さんじゃが、ちと小さい……」

火羅「まあ、私の方が優れてるってことね! ふふ、オホホホホホ!」

姫様「……白刃!」

光「おお、妖怪大戦争

白月「以外と気にしてるんじゃなー」

朱桜「贅沢さんですよー」

太郎「? 姫様、なにを?」

葉子「ま、女の子の悩みってね」

火羅「続く!」

姫様「あ! 私が言おうとしたのに!」

火羅「オホホホ」