十の次は、イレブンで 巻之拾壱!
朱桜「もうイレブンですね」
光「おう」
白月「そろそろ後半戦! いくぞ、二人とも!」
光「おっしゃあ!」
朱桜「はいですよ!」
光「水遁の術」
白月「水遁の術」
朱桜「水遁の術」
朱桜「はい、カワウソさんなのです」
光「そういや、これ見てた人が、『これがアナグマかー』って言ってたな」
白月「……ないない」
朱桜「お休みヤマアラシさん」
白月「おねんねおねんね♪」
朱桜「ちなみに、ヤマアラシさんが寝てる木です」
白月「に、逃げないのか!? 大丈夫なのか!?」
朱桜「あ、はい。木から下りないそうですよー」
光「実は高所恐怖症で怖くて降りられないだけだったりしてな」
白月「……カワイソウ……かわいそうなのじゃ! わし、下ろしてくる!」
朱桜「あ、ああ!? 光君、変な事を吹き込まないで下さい!」
光「まてー!」
光「カピパラー」
白月「ヌボーってなってるの」
朱桜「ヌボー」
葉美「あら、もう? 今回はあっさり目なのね」
木助「うん。さ、早く」
葉美「……嫌ですわ、恥ずかしい」
木助「そうはいっても……葉子さんの頼みだし……」
葉美「……」
木助「……」
葉美「はあ。しょうがないわね。この借りは高くつくわよ、お姉様」
木助「葉美」
葉美「か、勘違いしないで! お姉様のお願いだからじゃない! わ、私は貴方の頼みだから、聞くのよ!」
玉藻御前「早くおし。私が、言ってしまうよ?」
葉美「ま、待って下さい。木助さん」
木助「せーの」
葉美、木助「「続く♪」」
玉藻御前「よしよし」