小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

8月は盛り沢山

火羅「えっと、月初め恒例の執筆量その他諸々は、誇り高き真紅の妖狼の姫君であるこの私と、」

姫様(古寺)「私、それにその他大勢でお送りしまーす」

火羅「その他大勢? ああ、太郎様とかね。そもそも、Muさんからバトン→口調バトンを頂いたのですが、なんかもう回す人かぶっちゃっし、おともだちバトンとも質問似てるから、エイヤってことでこの形に変えさせて頂きます」

八月の執筆量


姫様(古寺)「というわけで、さくっとやりましょうね。先月は、原稿用紙60枚弱。あやかし姫~そのお出かけの日~が(4)~(7)、学園あやかし姫も一本、短いお話に追加してみました」

火羅「う、う、また私は苦難に陥って……ひどくない? 貴方は太郎様とイチャイチャしてるのに」

姫様(????)「酒呑童子にぶっとばされる→姫様に秘密を握られる→白刃に牙をたてられる→お見合いはなかったことに→従者が病になる→妾と会って涙目→従者と別れる→寂しくなって古寺へ→姫様に甘えてまた秘密を握られる→命懸けでお弁当を作ってみる→姫様に甘えられて涙目→妖虎に襲われる→妾に食べられそうになって涙目→一族に幽閉されて涙目→妾に可愛がられて涙目→玉藻御前に殺されかけて涙目→妾に食べられて涙→鬼の娘に殺されそうで涙目←イマココ、じゃったか?」

火羅「えっと……彩花さん?」

姫様(????)「ふむ、妾の顔を忘れたかよ? 何度も肌を重ねた仲ではないか」

火羅「あ、貴方!? どうしてここに!?」

姫様(ドッペル)「一応、妾も姫様」

火羅「あああ」

花火


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姫様(???)「打ち上げ花火です。なんとこれ、ブログ主さんの部屋から撮ったものなのですよ。いやぁ、昼間からどんどんうるさいなぁと思っていたのは、これの練習だったのですね。ちなみになんの花火なのかは全く知りません。あと、花火見るのに網戸も開けていたら、虫が入ってきました。阿鼻叫喚でした」

火羅「はなび? とった? ちょっと、なに言ってるの?」

彩花(???)「私もこういう花火はよく屋敷で皆としますね。特にお姉様は派手好きですから」

火羅「へ? へ?」

彩花(???)「でも、打ち上げ花火は個人の庭でやるものじゃないと言われました。不思議です」

火羅「……彩花さん?」

彩花(学園版)「ええ、彩花ですが?」

火羅「どうしたの、その格好?」

姫様(学園版)「制服ですよ? セーラー服セーラー服。あ、火羅さんその着物似合ってますね」

火羅「あ、ありがとう(せーらーふく?)」

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??「普通の花火よ。ブログ主は妹君と花火をやったのじゃが、煙がもくもくして、消防車をよばれないかガクブルしたり、ゴキブリが現れたり、途中で雨に降られたりと大変じゃったな」

火羅「しょーぼうーしゃ?(着物だけど、ちょっと派手目? 髑髏? ひらひら? 薄桃色?)」

??「この手は妹君の手かなぁ。どうした、火羅よ。童女のように繰り返して。そなたはそこまであほうではあるまいに」

火羅「だ、誰があほうよ!」

??「にしても、その格好。妾好みの柄の着物を、肩を出して艶やかに着こなすとは……ふふ、わかってきたではないか、なぁ」

胸に手を伸ばす。

火羅「や、やめてよ、こんなところで! そういうことはもっと、そ、そう、その、暗くなってから、人のいないところで……」

火羅、手を叩いてみる。

??「……ゴフ!」

火羅「!!?(血、血を吐いたー!)」

彩華「せめてそなたの絵を……ガク」

火羅「え、ええ、彩花さん、絵が下手じゃないの!」

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姫様(???)「日付入りの線香花火です。結構きっちり写っていて、今回お気に入りです」

火羅「彩花さん、よね? よね?」

姫様(???)「え、ええ」

火羅「ふえーん!」

姫様(ドッペル)「よしよし(ククク、計画通り)」

映画


彩華「一日は映画が千円なのでな、妹君と二十世紀少年を見に行ったのよ」

火羅「へー(わかったふり」

彩華「漫画は未読なのじゃが、映画、良かったのぉ。さらっとコハナ嬢が出てたり。出演陣がやたら豪華だったり。よく見るのコハナ嬢。トモダチの正体って? とりあえず続き早く早く」

火羅「はぁ」

彩華「もう一つ、前に撮ってたゲド戦記を。時間が取れたのでやっと観たのよ」

火羅「……」

彩華「時間の無駄じゃったな。以上!」

火羅「ああ、なんとなく酷いこと言ってるってのはわかるわ」

彩華「ふふ、映画館であの内容は耐えられんじゃろうなぁ。観るべきところが何もないとは、な」

火羅「ふーん(ぽーにょぽにょぽにょ)」

彩華「よつばと8巻も買った。さすがよ。面白さは抜きん出ておる。祭りの話と文化祭ほ話は秀逸。雑誌掲載時と単行本の修正点の多さにも驚かされたわ。それと、ネットスター増刊号、副音声でしか柚姉と力也さんのフリートークが聞けないってどういうこと? うたわれラジオの再来が聞きたかったのに」

火羅「……(私って、もしかしてM? なら、彩花さんはS? あの女がドSなのは間違いないけど)」

彩華「お、お前」

食事


彩花(学園版)「スープカリー専門店に妹君と行きました。って、妹君ばかりですね。仲? 良いですよ。レポートを手伝わされて、朝まで眠らせてくれなかったぐらい。疲れてるんです、本当に勘弁して下さい、みたいな」

火羅「すーぷかりー、って、多分食べ物よね。どうだったの?」

彩花(学園版)「0~15まで辛さがあって、2を選んだのですが、ブログ主は「いや2でも辛いから」と思ったそうです。あと、ご飯大盛りはきついですとも。妹君は中盛りを頼んで店員さんに聞き返されてました。中盛り、350gですもんね」

火羅「へー、すーぷくぁイテ!(舌噛んだ、よよよ)。すーぷかりー、今度作ってみようかな」

姫様(古寺)「台所の出入りは、まだまだ禁止ですよ?」

火羅「シクシクシク(ああ、でも、噛んだことはそっとしておいてくれる。その優しさが……ポッ)」

彩花(学園版)「スープカレー、美味でありましたそうな」

実家の亀対部屋の亀、あと、お終い


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火羅(学園版)「っく、くう!」

赤麗(学園版)「どうしたのお姉ちゃん? 何だかうなされてたみたいだけど」

火羅(学園版)「……彩花さん『達』に散々弄ばれる夢を見たわ」

赤麗(学園版)「お姉ちゃん……(キャッ! 子供の前で!)」

火羅(学園版)「早く学校へ行こう……」

赤麗(学園版)「お姉ちゃん、今日は学校休み……」

火羅(学園版)「……もう、ダメ」

~お終いお終い~