深夜に訪れし黒き者
そう、先程、すやと眠っていたときのことです
ええ、ええ、相変わらずの遅い眠りですよ
出たんです
いえ、出たというのは語弊がありますね
足下に、触れるものがあったんですよ
左足の甲に、何かが触れたんです。くすぐったいような何かが
それは、足に触れ、ベッドから落ちました
確かに見ました
そして、片づけていない洗濯物の下へ、逃げていったんです
ぞぉっとしましたよ
黒い影――G!? Gなのと!? もう、頭の中は警報ブン回りです
それとも八本足!?
うへへぇーっとね!!!
とりあえず、ベッドの下に逃げられぬよう、洗濯物で柵を作りました。気分は呂布軍騎馬隊に対峙する連合軍、または武田騎馬隊に対し柵を設けるやっぱり連合軍です
防備をすましてから、一枚、一枚――いえ、どかぁと洗濯物を動かしました
いました。そいつは、素早い動きで机の下に動きました。
おやと思いましたね。どうにも、虫の形をしていなかったからです
見覚えがある形をしていました
その素早い動きをする黒い影は……
注(写真は再掲。今回は撮れず)
……ヤモリ
おま、何時の間においらの部屋へ!?Σ(・ω・ノ)ノ
ここ四階だよ!? え、外に逃がしたよね!?
あ、でもちょっと大きいかも? 尾が短い? 別種?
とりあえず、捕獲!
ヤモリは、部屋を出たところでぴょーんと手から逃げていきました
あちゃー、お腹見えなかったや
そういうわけで、ちょっとした恐怖体験でしたー
これがうOこの力?
追記
机の下に尾の切れ端が落ちてた……^^;