小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

国立科学博物館に行ってきた、風立ちぬも見てきた

動物園、博物館、美術館、上野は色々あるなー。
 
全部観たらどのぐらいかかるんだろう。
 
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たくさんの標本。
 
個人で集めたそうな。
 
ヤマネコからラクダまであるよー。
 
深海展の次は、もちろん常設展を見学。
 
無料だし。
 
こっちの方が楽しいまであるし。
 
博物学は面白い。細分化されていない、何でもありのごっちゃ煮が昔から好きなのだ。
 
妖怪好きーになったのも、根っこはそこかも。
 
父君と大王イカを見たとき話したのは、あんなでっかいイカを見たら、クラーケンと恐れるだろうと。
 
妖怪・神話ってものは、現実をどこかに投影してるんだろうね。
 
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何かに似ている――そう、うOこに!
 
四捨五入すれば三十路です。
 
うOこうOこ言ってました。
 
小学生か。
 
 
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ハチとジロウ。
 
白いのがハチ。右奥のふっさふさのがジロウ。
 
思ったよりハチがでかい。
 
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風立ちぬ、堀越技師といえば――零戦
 
あれ、本物の戦闘機を見たのって、初めて?
 
沈頭鋲のおかげで表面滑らか。
 
世界屈指の戦闘機をもってしても、勝てない大国――月産空母やからね。
 
世界一位の戦闘機保有数は?
 
もちろん、米国空軍。
 
じゃあ、二位は?
 
ロシア? 中国? ドイツ? イギリス? もしかして日本?
 
米国海軍でしたー。
 
 
 
その他、和漢三才図会や万年自鳴鐘、フタバスズキリュウ――読んで慣れ親しんできたお宝の数々が、ここに集結。
 
なんで集結してるねん。
 
こいつら、本で何度も読んだぞ。
 
隕石もあるし、江戸時代のミイラもあるし、何ここ、凄い。
 
関東9年目の真実。
 
ぐまさん作のシーラカンスは!
 
未見!
 
地下、行ってない。
 
アロサウルスもいたのに。
 
トリケラトプスだって未見。恐竜で一番好きなのにー(´・ω・`)
 
全体通しての感想は、深海展ではなく、国立科学博物館がすごく良かった!
 
考古学から最新技術(イトカワの粒子もあったで。30分待ちやで)まで、ボリューム、コレクション、大満足。
 
ここは……一生に一度は、見た方がいいわ。
 
どこかで出会ったことのあるお宝が、きっとあるはず。
 
風立ちぬのお話
 
観てきました。
 
感想は――う、うーん。
 
何とも言いようが……庵野監督は、棒。腹立たしいぐらい。これ、致命的。いや、ひどいね。
 
そりゃ、キャスティングの会議でみな頭抱えるわ。
 
庵野監督のことが好きってのはわかるけどさぁ。
 
この作品は、宮崎監督の自伝として見ればいいんだろう。
 
試写会で泣いたのは、自分のこと、だからだ。
 
子供は絶対に喜ばない。
 
若い人も、喜ばないと思う。
 
十年経った人達が、見る映画なんじゃないだろうか。
 
これは、始まりじゃない。
 
これは、終わりの物語だ。
 
どう終わるのかの、物語だ。
 
背景は、さすがジブリ
 
あの時代の美術を日本で描ききるには、もう、アニメしかないんだろう。
 
話としては、難しくない。
 
見る人によって意見が変わる――面白いほど変わる映画なのだろう。
 
兵器好きで、選挙前に護憲の冊子出しちゃう、押井監督いわくイエスマンで固めた独裁者の、細田監督を追い出してしまうほどの――矛盾に満ちた監督が作品に投影してしまえば、万華鏡のように変わるのも当たり前なのかもしれない。