小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

関ケ原

残念作。

終わり。

さすがに寂しいけど、ダンケルク観た後だと、凡作だったなぁと。

映像はまぁまぁ迫力があったけど、致命的なのは、主人公である石田三成が、この作品の描き方だと好きじゃないってこと。

いや、演じているのは無茶苦茶かっこいい岡田さんだけど……ちゃうねん。

豊臣家から政権奪取をはかる徳川家康に対して、対抗する石田三成は義を掲げるねん。

いや、掲げてるんだけど、この人のいう義って何なのさっつうね?

説明、ないやん?

行動の根本にあるし、ぽんぽん口にするけど、何なのだろうっていう。

だって、政権末期、わーい暴君だぁな豊臣秀吉描いちゃってるからさぁ(駒姫……グスン)

それを受け継ごうとしたら、どうやっても義がないやん?

説明、してほしいやん。

うーん、こう、正義面してるけど別に説明しない主人公は、大嫌いなのである。

だから、残念な映画でした。