令和の即位パレード――祝賀御列の儀へ行ってきた
令和元年11月10日。
祝賀御列の儀へ行ってきた。

出発は11時過ぎ。
町田のきらり祭りを覗いてからなので、少々ゆっくり目。

東京都町田市民たるもの、町田三大祭りには足を向けないわけにはいくまいよ。
法政大学のよさこいソーランが熱すぎてびびる。

とはいえ、到着時で皇居正門前はすでに満員御礼。
親切な警察の方に二重橋前を薦められる。
前日入りまでいたのだ。さすがに昼過ぎは難しかったかと、撤退の言葉も脳裏をよぎるが、せっかく来たのだ。
足掻くだけ足掻こう。
そう決意して、桜田門へ。
皇居周辺は、自動車だけではなく、歩行者も通行止めになっていた。どうせ地下鉄で行くしかないのだ、それならば、より空いてそうな場所を探すべきだろう。
桜田門は警察ツイートによると空いてそうな雰囲気を出していた。
【警備第一課】午後1時00分現在の混雑状況をお知らせします。
— 警視庁広報課 (@MPD_koho) 2019年11月10日
※現在、手荷物検査に時間がかかっている状況がありますのでご注意ください。
#祝賀御列の儀 #祝賀パレード #交通規制 pic.twitter.com/6Tb2uSTwEP
たんなる勘だが、一つ一つ駅を移動していくのはリスクを伴うと判断した結果だ。

手荷物検査に45分。
さっくりと――鞄の中を開けて、ペットボトルを呑んで、触覚検査をやって、金属探知機をかけて終了。
リュックに荷物多めだったため、若干時間がかかる。
手荷物検査のこと、考えてなかったんだよなぁ。

桜田門前、皇居と反対側のため、2車線分離れることが決定。
皇居側へ行きたかったが、方法がわからないため案内された前から4列目に腰を下ろすことにする。
1時間ばかし、その時を待つ。

空は、秋晴れだ。
これ以上ない、晴天である。
雲がなく、飛行機にヘリコプターがよく見える。

皇居警察が動き、SPが現れ、音楽隊が奏で、警察犬が闊歩する。
少しずつ、空気が変わる。
晩秋の気配に、人の熱気が満ちていく。
先払いが通り、徐々に徐々に、人が熱を孕んでいく。
出発したという警察の声。
警察パトカー、要人の乗った車。
そして――それは、あっという間だった。
時速10km。
徒歩よりは早く、走りよりはゆっくりとした――その一瞬。
歓声があがり、目の前を過ぎ行くオープンカー。

僅かな時間だ。それでも、確かに両の眼に映ったのだ。
そこに集った12万弱の人間と、同じ人物を観ようとした。
それは、まさしくカリスマ――英雄なのだ。

宴が終わり、令和は続く。
平成が、終わったと感じる。
一時代が、終わったのだと。それは、あくまで個人の感慨だ。
昭和が終わった時、それは物心つく前だった。
寂しさと、そして、充足感。
日本列島のハレの場に立ち会えたという満ち足りた気持ち。
この時代に、幸あらんことを。