小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

お約束だって

ええ、長々と続けてきたあやかし姫ですが――

えっと、この辺りで打ち切りたいと思います。そろそろ、疲れました

うーっと、その先はダイジェストで

そう、太郎が頭領に殺されドッペル姫様が暴走、頭領殺害

ですが、無双を誇ったドッペル姫様も、火羅の愛の力で消滅

過ぎ去りし日々の後、三人、いや、四人のお墓を葉子と火羅が守ることに。二人の忘れ形見を育てながら

五万の鴉を引き連れ、ドッペル姫様との戦いで一役買った黒之助は、鬼の王にどさくさに紛れて殺される

巡り巡り、時は流れ――

んと、大きくなった朱桜と白月が光に求婚

何たることだろうか、光は銀狐を選び、白月は身を引きますが、嘘だ!!! と、朱桜が病み、鉈を持つ

さらばです、光君と、愛の裏返しは憎しみなのですと、「サーチアーンドデストロイ」と光を襲う朱桜

意味ないよという白月の静止も何のその。ちょっと大きいからってと雪妖を血に染め、高笑い

。しかし、鴉天狗を殺したのが父と知り、憎しみの矛先は変更

「諸君、私は戦争が好きなのです」という大演説の後、東西の鬼を巻き込んだ大激戦

争いの最中、鈴鹿御前が夫の後を追って自刃し、大獄丸は朱桜に膝を屈し、東西の統一なる

こうして、朱桜王朝の完成により、真のあやかし姫が誕生したのだー

しかし、朱桜。世界には、まだ見ぬ妖怪達がたくさんいるぞ

中国妖怪のチー、西洋妖怪のバックベアード、南方妖怪の大海獣達が、虎視眈々と日本を狙っているぞ

頑張れ、負けるな、朱桜

日本妖怪の平和は、彼女の肩にかかっているんだー

あ、光は葉子に秒で振られました

……

……

……



なんだこれ(´・ω・`)

どうせ誰も見てないしねo(´□`o)

はぁ、マジでやめっかなぁ……

イジイジ