小説置き場2

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高尾山トレイルランと小川壮太

やりたいやりたいと幾早々、ついにトレイルランをやってみたよ。

ついに――ほんの、2kmばかし。

いつもは、僅かな直線(しかも下りオンリー)ぐらいだけど、今回は2kmほど山道をきっちりと。

ついに、ついにですね。装備を整えた甲斐がありました。

ばってばてになりましたとさ。

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その切っ掛けが、これ。

プロトレイルランナーである小川壮太選手による、TDS(走行距離119km/累積標高7200m)レース報告会に出席することになったから。

いや、たまたま休みにやってるけど、定員締め切ってるなー思ってたら、満員御礼故定員増えててこれ幸いと。

開始は20時なため、日中暇。

つまりは山に行くべきだろうと、寝坊し満員電車に押しつぶされながら高尾山へ。

ちなみに、格好は上の写真のような感じ。

ほんま、満員電車で浮く(笑)

本当は始発で陣馬高原下から陣馬山~高尾山縦走の予定だったけど、寝坊しちゃったので高尾山稲荷口~小仏峠へ変更。それでも、往復12kmでございます。

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天気は悪いが、涼しいので結果オーライ。

さて、とろとろ走るでなく歩くでなく、それこそ早歩きで行ってましたが、帰りの稲荷コースで、追いつけそうなトレイルランナーを発見。ペースちょうどええ塩梅やなー……やってみるか。

というわけで、着かず離れず、2kmばかし真似事を。

案外できてしまい、ちょこちょこ走ってる甲斐があったんだろうかと。

2kmぐらいで、他の登山客が多くなってしまい、あんまり走れませんでしたが、これは大きな進歩かなと。

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運動したから、これぐらいはね。

ある展覧会に行ってから、レース報告会へ。

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参加者約40名、20時からスタート、21時半の長丁場、だけど、時間は気にならなかった。

話が面白いんだよなー(確か、元教師だったんだよね)

小川選手の失敗談や海外と日本との違いやら。

ちなみに、小川選手、20km付近で脱水と痙攣でカニ歩きみたいにしか動けなくなってしまい、途中棄権も考えたそうな。

そんな状況でも、諦めずに完走。

胃腸も食事を受け付けず、マーライオン会日本支部に帰還(嘔吐ですなー)しながら。

イメージする力と、こんなはずではなかったと思わない(自身の最高パフォーマンス→その下→さらに下まで考えておく)こと、さらには今回の経験を次に生かす(以前にも同様の大会に出場されていますが、その時は途中棄権)ためにも、完走したと。

いや、面白いし、タメになりましたわ。

海外では山が近しいし皮下脂肪含め体つきが違う(富士山で半そで半パンなのが避難されてるけど、そういう文化で生活で身体ができているから、謂わば文化の多様性やね)事情や非現実的な景色(牛さんいっぱい)、そして命の危険を顧みないし、登り10数km下り10数kmと日本にはないコースの話を入れつつ、トレイルランだけじゃない示唆がふんだんに含まれていて――しかも、話が面白いんだわー。

いやぁ、行ってよかったです。

わいも、少しは走れるようになりたいですね!

まずは、ロードで10km走れるようにならないとダメだって!

今は5km……。先は長い。

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サイン入りバックのお土産つき。

無料やのに、太っ腹ですなー。