小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

愉快な呂布一家~合戦、前夜(呂布編)~

呂布:天下無双の火の玉「ガール」!美人だ、小柄だ、怪力だ!思いっきり抜けてるけど優しいぞ!
陳宮呂布軍軍師!呂布に振り回されてるそうな・・・



陳宮呂布様~(はて、戦の準備が出来たというのに、一体どこへ?(´・ω・`)」

陳宮呂布様~、呂布さ……(´・ω・ 三 ・ω・`)(自室かあ……灯り点いてないけど、一応、見てみるか」

陳宮、薄暗い呂布の部屋へ~

陳宮呂布……なんだ、ここにいらしたんですか(人*´∀`) 」

呂布「……*1プルプル」

陳宮「? 呂布さま?」

呂布「……*2フルフル」

陳宮呂布様!(震えていらっしゃる!)だ、誰か! 誰かいないのか!ヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノ」

呂布「陳…宮……大丈夫、だから……(´・ω・`)」

陳宮「あわわ、あわわ、誰ヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノ」

呂布陳宮!」

~ボコン!~

陳宮「痛い……(´;ω;)」

呂布「ごめんね(・ω・`)」

陳宮「(震え、収まったのか……)早く、医者を(´Д`;)」

呂布「大丈夫だよ。病気とか、そんなのじゃないから。理由、分かってるから(´・ω・`)」

陳宮「理由?」

呂布「怖かったの(´・ω・`)」

陳宮「怖い?」

呂布「そう、怖かったの。だから、ね……」

陳宮曹操が、ですか?」

呂布「違うの……ただ、怖かったの。今度の戦が」

陳宮「戦が!?(呂、呂布様が!」

呂布「こんなの……はじめて……初陣のときも、全然怖くなかったのに……」

陳宮呂布様……」

呂布「だってだって、今度の戦は大きすぎるよ! 賭けるものが大きすぎるよ! やだよ、こんなの!」

陳宮「そう、ですか……(呂布様の、今までの戦……そうかも、しれないな」

呂布「大きいの……私には、大きすぎるの……」

陳宮「……(また、震えはじめられた……。呂布様は、まだ……そう、だよな。呂布様は、まだ……」

陳宮呂布の手を掴む~

陳宮「あ、あの……」

呂布「!?」

陳宮「前に、呂布様言われましたよね。『二人で、一つ。二人で、天下を狙う』って」

呂布「……コクリ」

陳宮「一人だと、今回の戦は大きすぎるかもしれない。でも、二人だったら」

呂布「……半分……」

陳宮「一人で、全てを背負わないで下さい。お願い、です」

呂布「うん……」

陳宮「(震えが、とまった)ホッ……」

~しばらく、二人とも無言~

呂布「……あのね」

陳宮「はい?」

呂布「あのね、陳宮。手を、離してほしいんだけど」

陳宮「……ハイィィィ!!!!!!(///△///)」

呂布「そう、だよね……一人じゃ、ないもんね。陳宮もいるし、貂蝉姉様に張遼、高順もいるし……一人じゃないもんね(*^_^*)」

陳宮「……(///ー///)」

呂布「……陳宮、ありがとう(*´∀`)」

陳宮「い、いえ!(///○///)」

呂布「……本当に、ありがとう……」

*1:´・ω・`

*2:´・ω・`