小説置き場2

山岳に寺社仏閣に両生類に爬虫類に妖怪に三国志にetcetc

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

袁術伝

風にゆたう髪を掻き上げる 眼前の十万を越える兵に胸が躍る 「袁術」 四世三公の名門・袁家のもう一人の主は、戦を前に心を高ぶらせていた 袁術は目をつぶり、空を見上げた 「……」 袁術にとって、徐州攻めは久し振りの戦である 今まで戦をせずに、少しずつ力…

つながった……

金曜からなんだかネットのつながりが悪くてすぐ接続不能に;-; 今日は調子がいいようなので更新を たまにこういうことあるんですわ~ さてと、休みが終わっちゃいましたねえ 残念なり;-; あんまりたいしたことやってないなあ 親来てたけど^^; ちょっ…

というわけで……

あやかし姫の後書きです ネタバレ、含む! 今回は短編中心のあやかし姫には珍しくやたらと長いうえにやたらと期間が空いてしまいました^^; およそ一月ばかしの空白 いやあ、余裕がなくてねえ ほらあ、しょうがないっていうか、うん で、今回の話、これは…

あやかし姫~お帰り~

太郎の傷が癒えるのには時間がかかった。命を、落としかけ、いや、落としていたのだから。 ずっと、姫様と咲夜と磨夜が看病した。 たまに、黒い狼が太郎に近づき、何も言わずに立ち去る。 その繰り返し。 太郎が姫様に、 「寂しくないのか? みんながいなく…

あやかし姫~輝き~

太郎の胸に顔をうずめる少女を見て、妖狼達は困惑していた。 急に現れたこの少女が、何者か、害のある者かどうか分からないのだ。 「離れていて、下さい」 少女が、顔を上げ言った。 「?」 「離れて!」 凛とした声。 妖狼達が離れていく。 「そう、離れて……

あやかし姫~泣くな~

「太郎さん!太郎さん!」 血溜まりに一人の少女が現れた。 どこからともなく現れて、倒れ伏した狼の元に駆け寄る。 遠くから見ていた妖狼達も、近くにいたヒヒも、驚いていた。 一体この娘は何者で、どこから沸いてきたのかと。 「いや! 返事して! ねえ、…

あやかし姫~血戦、終了、姫様~

「おうおう、この程度か?」 五十はいた妖猿の群れ。 残りは既に十ばかし。 生きている者は、太郎の強さに怯んでいた。 「お前達……十殺陣」 ヒヒの言葉にキイっと返事すると、妖猿達はくるくる太郎を回りはじめた。 そして、一斉に地を走り、太郎を襲った。 …

あやかし姫~血戦、開始~

「きゃっきゃっ!」 「きっ、っき!」 妖猿共が、鳥居をくぐる。 ばっと赤い血が飛んだ。 仲間が盛大に血飛沫をあげるのを眺めた。 動けなかった。 「あ……」 「三吉ー!!!」 「おうおう、数だけは多いな」 妖狼太郎。 口を赤く染めている。 妖猿の喉元を、…

あやかし姫~襲来~

「何故、あの男を呼んだ?」 一対一。黒い狼と小さな狼。 その二頭を、妖狼族が囲んでいる。 咲夜は、うなだれていた。 きっと顔をあげると、黒い狼に言った。 「父上、父上はこの村は滅んでもよろしいのですか」 「よくはない」 「今夜、またあの者達が来て…

あやかし姫~宣言~

「咲夜様!その男は!」 「咲夜様!何故そのような……」 村の中央に位置する広場。 そこに妖狼達が、集まっていた。 怪我をしているものがほとんどで。 近づいてくる二人の姿を視界に捉えると、皆咲夜の姿に安堵の表情を浮かべ、皆太郎の姿に困惑の表情を浮か…

あやかし姫~太郎の里帰り~

嫌いだった。 太郎は自分の生まれ故郷が嫌いだった。 二度と戻ることはないと思っていた。 金銀妖瞳を爛々と光らせる真っ白い大きな狼。 その傍らには真っ白い小さな狼がぴったり寄り添って。 「兄様、もうすぐです!」 「知ってるよ、俺もあそこにいたんだ…

三国志?

あ~、愉快な呂布一家の投票締め切ってたんですね 知らんかった・・・( ̄□ ̄;) 投票して下さった方々、本当にありがとうございます!(人*´∀`) 呂布さんと張遼さんが仲良く二票ずつ^^ 陳宮と高順がいやいやながら同じ一票ずつ^^; 貂蝉さんは・・・・・…

寒、地震、雷・・・レポート

今日は寒かったですねえ、昨日の暑さが嘘のよう あったかいのかと思って半袖で外に出て 「・・・・・・いや、寒いよ(´・ω・`)」 家の中にいると分からんないもので(´Д`;) すごすごとドアを閉めて服変えに行きました^^; ったく、雷は鳴ってくるし地震は…

色々と・・・・・・

あ~、地震ありましたねえ(´Д`;) うちんとこは小さかったですけど ちょうど大学の授業中だったんですよ 「地震だ!」とざわめくおいら達に放たれた教授の言葉 「議論は後にして下さい」 ・・・うむ、良い言葉だ。すっげーかしこそうに聞こえる なんの議論…